阪神電車「鳴尾・武庫川女子大前」駅周辺の連続立体交差事業が、「第35回全国街路事業コンクール」でグランプリを受賞しました。

お知らせ

(2023/7/6)

優れた街路整備を行った自治体などを表彰する「第35回全国街路事業コンクール」(全国街路事業促進協議会主催)で、阪神電車「鳴尾・武庫川女子大前」駅周辺の連続立体交差事業が、グランプリの国土交通大臣賞に選ばれました。
「第35回全国街路事業コンクール」には全国から計17事業の応募がありました。

阪神電車「鳴尾・武庫川女子大前」駅周辺の連続立体交差事業は、兵庫県阪神南県民センター西宮土木事務所が2000年から2018年の間、同駅付近約1.9キロ区間の鉄道高架化により、6か所の踏切をなくして周辺の都市計画道路や側道の整備を行い、地域と連携した事業として画期的な試みが行われていることが高く評価されました。なお、 同駅のデザイン案は武庫川女子大学建築・都市デザインスタジオ(一級建築士事務所)が阪神電気鉄道(株)と協働して行い、建築学専攻の大学院生らが参画しています。

武庫川女子大学は2018年12月、阪神電気鉄道(株)と教育、文化、まちづくりなどの分野で相互に協力し、地域社会の発展に寄与することを目的にした包括連携協定を締結し、大学の最寄り駅である同駅東側の高架下空間(約2200平方㍍)に、高架下空間を活用した日本初の本格的大学施設となる「武庫女ステーションキャンパス」、「武庫女ステーションキャンパス・アネックス Ⅰ、Ⅱ」を整備、2019年にオープンしました。「武庫女ステーションキャンパス」は、大学と地域・企業・住民の方々がつながり、情報発信するコミュニティ創出ゾーンで、レクチャールーム、「Lavy’s café(ラビーズカフェ)」、みなと銀行、学生と企業の交流の場となる「知るカフェ」などの施設が入り、「武庫女ステーションキャンパス・アネックス Ⅰ」は、学生・教職員・住民のための健康維持・増進ゾーン、「同アネックス Ⅱ」は、セミナールームなど教育支援ゾーンとして使用されています。