山下 仰

■研究室名

精神医学研究室

■研究テーマ

児童青年精神医学(特に発達障害)、学校精神保健(いじめ・不登校)、トラウマの精神医学(虐待、DV)、コンサルテーション・リエゾン精神医学、精神生理学など

■略歴

大阪大学医学部および大阪大学大学院医学系研究科を卒業後、大阪市立総合医療センター児童青年精神科、大阪大学医学部精神医学教室、日生病院神経科精神科(部長)などで勤務。その他、大阪府と豊中市の教育センター教育相談、大阪府の児童相談所、大阪市の児童施設などでの仕事も続けている。

■著書

心臓移植(2011年、シュプリンガー・ジャパン)の「心臓移植待機中の管理5.精神神経学的管理」を分担執筆
内科医、小児科医、若手精神科医のための青春期精神(2010年、医学診断と治療社)の「ICUで必要な青春期精神医学」を分担執筆
今日の治療指針(2003年、医学書院)の「手術後精神病,ICU症候群,人工透析・臓器移植関連精神障害」を分担執筆
新世紀の精神科治療第4巻リエゾン精神医学とその治療学(2003年、中山書店)の「臓器不全・臓器移植へのアプローチ」を分担執筆
臓器移植のメンタルヘルス(2001年、中央法規)の「心臓移植とメンタルヘルス」を分担執筆

■受験生へのメッセージ

 心理臨床や社会福祉は、人間と社会の多様な問題に幅広く、しばしば深く関わっています。このような仕事は社会にとって必要で大事なものですが、興味深くやりがいがあるものでもあります。しかも世の中が変われば、心理・福祉のテーマも変わっていくという、新しさがあるダイナミックな分野です。興味がある人には、ぜひ入ってきてほしいと思います。