吉岡 由美

■研究室名

心理療法研究室

■研究テーマ

医療、教育、産業分野の臨床現場における実践を通して心理療法や心理支援について考えています。心理療法で何が表現されているのか、これからの社会で心理療法に何が求められるのかというようなことを考えています。

■略歴

奈良県出身。武庫川女子大学文学部人間関係学科卒業、同大学大学院文学研究科心理臨床学専攻修士課程修了、同大学院臨床教育学研究科臨床教育学専攻(臨床心理学)博士後期課程単位取得満期退学。武庫川女子大学発達臨床心理学研究所助手、精神科クリニック臨床心理士、企業内健康管理室カウンセラー、私立学校スクールカウンセラー、常磐会短期大学非常勤講師などの勤務を経て、2020年4月から現職。

■著書

「トラウマとPTSDの心理援助-心の傷に寄り添って-」金剛出版 2009年(第八章担当)

■受験生へのメッセージ

大きな災害や事件が報道されると、同時に「心のケア」が求められるようになりました。けれども、心のケアというのは特別な事ではありません。いつでも、誰もが「しんどいな」と言えて、いつでも、誰もが「そうね、しんどいよね」と受け止められる世の中になったらいいなと思っています。ぜひ、一緒に考えてみませんか?