建築計画の研究

English

巨大迷路における探索歩行



Title:

巨大迷路における歩行実験による探索歩行の研究

Author:
松下聡,岡崎甚幸

Publication/Publisher:
日本建築学会計画系論文報告集 第428号 1991年10月

Abstract:
 探索経路歩行、および誘導歩行は既にモデル化されているが、探索歩行に関しては、その行動特性が十分に解明されておらず、したがってこれを十分に再現できる歩行モデルも見当たらない。この研究は探索歩行のできるシミュレーションモデルの開発を目指し、モデル化に必要な探索歩行特性の解明を試みるものである。本論はその基礎的な研究として、巨大迷路を用いて歩行実験を行い、実験結果を分析することにより巨大迷路での探索歩行特性を明らかにする。


Title:

巨大迷路実験による探索歩行のためのシミュレーションモデルの研究

Author:
松下聡,岡崎甚幸

Publication/Publisher:
日本建築学会計画系論文報告集 第429号 1991年11月

Abstract:
 巨大迷路内での歩行実験を行い、その分析からそこでの探索歩行特性を明らかにし、その探索歩行特性に基づき、探索歩行のモデル化のためのアルゴリズムを作成した。その探索歩行モデルを従来から開発してきた磁場モデルと組み合わせ、巨大迷路における探索歩行のシミュレーションモデルを作成した。本論の目的は、シュミレーションモデルの作成と、それを使ったコンピュータシミュレーションによるモデルの妥当性の検証である。


Title:

巨大迷路探索歩行実験における経路イメージおよび歩行経路のためのシミュレーションモデルの研究

Author:
岡崎甚幸、松下 聡

Publication/Publisher:
日本建築学会計画系論文報告集第441号, 71-79頁(1992年), 1992年 11月

Abstract:
 歩行者は<経路イメージ>(目標地点と被験者との間にある、未経験の経路空間に対してもつ、目標地点までの漠然とした経路の想像表象象である)を持って探索歩行を行っていることが分かっている。本論では、この経路イメージに大してさらに詳細な検討を加えるため、巨大迷路での探索歩行実験を行い、実験者の想像表象として描画された経路イメージおよび経路選択理由と実際に歩行した歩行経路との関係を調べ、さらにそこから新たに判明した事実にもとづき、著者らが開発してきた探索歩行モデルの更新を行い、経路イメージおよび歩行シュミレーション結果との対応関係を調べモデルの妥当性を検討した。


Title:

シミュレータによる仮想迷路空間における探索歩行実験 その1〜その3

Author:
中部憲一,河東淳平,杉浦徳利,野村昭仁,岡崎甚幸

Publication/Publisher:
日本建築学会大会学術講演梗概集 1996年

Abstract:
 コンピュータグラフィックス(CG)を用いて仮想迷路空間を構築し,その中での探索歩行実験を行う.