天然染料顔料会議について

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 環境を考え、地球に負荷のかからない循環型の天然染料顔料の研究・開発、社会一般への普及活動を目的とし、次のような事業を行うべく、天然染料顔料会議(Natural Dyes and Pigments Conference、略称NDPC)という会を発足させました。
 この会では、染料や顔料の研究者や作家、そして一般愛好家の人たちが集い、天然物による色の研究・調査の発表、染料植物・天然顔料の保全、伝統の技法の保存活動、そのための研究発表会、講座、ワークショップ、作品資料展を開催し、地球環境を考えた天然の色の普及活動を展開していきます。大会の開催を主要行事として、その他の行事も随時開催しながら、国内および海外のNDPC会員が自ら研鑚を積む場としていきたいと考えています。(2004年8月)
(1)学術集会、研究会、定期講座等の開催
(2)天然染料・顔料の研究、開発
(3)社会一般への啓蒙ならびに普及活動
(4)指導者の養成、研修及び派遣
(5)機関誌、その他出版物の刊行
(6)国内関連団体との連携及び提携
(7)この団体の目的と同様の目的をもつ他団体および地域への協力、支援
(8)その他この団体の目的を達成するために必要な事業 
発起人
 牛田 智(武庫川女子大学・生活環境学部教授)
 麓  泉(名阪カラーワーク研究会主宰)
 寺田 貴子(活水女子大学・健康生活学部助教授)
 山崎 和樹 (草木染研究所柿生工房主宰)
 角 寿子(染織家、NPOアースネットワーク理事長)


天然染料顔料会議 第4回大会を行います

第4回の大会は、2007年9月1日(土)から10月2日(月)に、東京(含八丈島)で開催します。主要行事は次の通りです。

9月28日(金) 会場・・環境パートナーシップオフィスEPO
  〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山B2F
 13:00〜14:00 DVD「Indigo」「Lost Color(完成予定)」を上映
 14:00〜17:00 大会開催挨拶〜研究発表と実践報告
 17:00〜17:30 総会
 18:00〜20:00 サイエンスカフェ「藍を科学する」(パネラー:牛田 智、片岡 淳、角寿子)
    このサイエンスカフェについては、科学技術振興機構(JST)のサイトにも案内が掲載されています。
  大会参加費・・・会員3,000円、一般5,000円、
  サイエンスカフェ参加費・・・1,000円(コーヒー付)

9月29日(土) 会場・・東京都立八丈高等学校視聴覚室(参加費無料)
  〒100-1401 東京都八丈島八丈町大賀郷 3020
 見学
  9:00〜11:00 山下め由工房他見学
  11:30〜12:00 黄八丈織物組合見学
  12:00〜13:00昼食
 トークライブ「知りたい!八丈島の天然の色 〜黄八丈と植物〜」
  13:15〜13:20 開会の挨拶
  13:20〜13:50 新旧黄八丈の紹介:島民所有の黄八丈着用&展示
  14:00〜15:00 「天然染織の伝統」(仮題)
  15:20〜16:20 「天然染織産地のこれから」
  16:30〜17:00 展示ポスター解説
 
9月30日(日)
 見学
  9:30〜16:00 黄八丈めゆ工房、山下織物工場、西條染物店、郷土資料館、植物園、南海タイムス社資料室、小鮒草の畑や沼の見学他
 参加費: 5,000円(予定)

10月1日(月)・2日(火)
 オプショナル研修:
  ○織体験(山下織物工場)<実費>
  ○島ツアー(ふるさと塾)<実費>


詳細は、天然染料顔料会議のサイト http://ndpc.infoをご覧下さい。


天然染料顔料会議 第3回大会を行いました。

第3回の大会は、2006年11月19日(日)から26日(日)に、京都で開催しました。
詳細は、天然染料顔料会議のサイト http://ndpc.infoをご覧下さい。


天然染料顔料会議 第2回大会を行いました

第2回の大会は、2005年6月21日(火)から25日(土)に、沖縄県立博物館と恩納村博物館との共催で、沖縄で開催しました。
詳細は、天然染料顔料会議のサイト http://ndpc.infoをご覧下さい。


天然染料顔料会議 第1回大会を行いました

天然染料顔料会議(NDPC)の設立総会を兼ねた第1回大会を、下記の要領で開催しました。

期 日:2004年8月25日(水)〜29日(日)
場 所

山口県ふれあいパーク(25・26日)
   740-1432 山口県玖珂郡由宇町字深山2273-2  TEL 0827-63-1513(代表)
http://www10.ocn.ne.jp/~furepaku/
 山口県東部の標高540mの銭壺山の頂上近くに建つ研修・宿泊施設。豊かな瀬戸内海を臨み、山には日本茜が自生しているところがあり、海には貝紫染色ができるイボニシが居る。

津屋崎文化会館(カメリアホール)研修室(28日)
   811-3304 福岡県宗像郡津屋崎町大字津屋崎458−1 TEL:0940-52-5311

福岡県津屋崎町「藍の家」(29日)

    811-3304 福岡県宗像郡津屋崎町大字津屋崎935番地 TEL:0940-52-0605http://www.town.tsuyazaki.fukuoka.jp/cgi-bin/s_syosai.asp?spotID=22
 明治34(1901)年の元染物屋で上妻家の住居だった家が「津屋崎民俗館」として、蘇った
もの。昔、にぎわっていた津屋崎千軒の一部で、古い民家の形式をそのまま残す「町屋形式」。藍の家運営委員会によるボランティアにより、種々のイベントが実行されている。

詳細は、天然染料顔料会議のサイト http://ndpc.infoをご覧下さい。