武庫川女子大学 建築学科・大学院建築学専攻
 毎週土曜日はフィールドワーク
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■H25年度前期 建築学専攻 修士1年生 フィールドワークVA 第14回新着
 環境建築の参考事例「風の里」見学
平成25年8月1日(木) 14:00〜19:00
担当:宇野講師
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
重野様から建物全体の説明
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
廊下のトップライトによる採光についての説明
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
OMソーラーの熱の採り入れダクト。わかりやすく彩色されている
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
屋上緑化と壁面緑化 低コストのメンテナンス
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
学生との質疑応答の様子

 「建築設備設計論 I」に関連したFWとして、環境建築の参考事例として障害者福祉施設「里の風」(設計:二井清治建築研究所)を見学しました。はじめに、里の風を運営されている、ポポロの会 総合施設長の重野勉様から、風の里の福祉施設としての特徴について、続いて、二井清治建築研究所の二井るり子先生から、建物の環境に配慮した点についてご説明をいただきました。その後、施設内および外構の見学と質疑応答を行いました。
 風の里は地域コミュニティーの拠点となる施設を目指して計画されました。地域に開かれた施設となるよう、食堂やカフェなど地域の人々が訪れる場所を提供し、建築的にも大開口を設けるなど開放的に設計されています。環境建築としては、敷地いっぱいを緑であふれるたてものとすること、自然エネルギーを目に見える形で採り入れることをコンセプトに設計されています。SB05Tokyo記念サステナブル建築・住宅賞をはじめ、さまざまな環境に関連する賞を受賞しています。
 見学では集成材のぬくもりを体感したり、OMソーラーの熱の流れやビオトープのポンプの循環方法を確認しました。小規模ですが、さまざまな環境共生技術が採り入れられており、それらの設計手法と併せて見学をすることで、設計にも生かせる体験ができました。

 
■H25年度前期 建築学専攻 修士1年生 フィールドワークVA 第12回新着
 「大塚製薬大阪本部新ビル新築工事」見学
平成25年7月13日(土) 9:00〜10:40
担当:有岡先生 福本教授
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
会議室にて工事概要について竹中工務店の方からご説明を受ける
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
会議室内で設置された傾斜壁,曲面壁のモックアップのご説明を受ける

 「建築施工管理論」の講義に関連して,建物の複雑な外装鉄骨工事の精度管理のポイントを学習するために,大塚製薬大阪本部新ビル新築工事の現場を見学しました.見学に先だって,本工事の施工者である竹中工務店の塩田主任より,工事概要についての説明をいただきました.
 三角形を基本とした外周鉄骨(ダイヤゴナル鉄骨フレーム)は,H-250×150で形成され,一部は傾斜しているため,製作,建て方には困難を伴います.ここでは,3D CAD(TEKLA)を駆使することによって,CWや鉄骨の製作,傾斜・曲面壁への対応,鉄骨接合部に用いる鋳鋼の製作などが可能になりました.また,3次元測量によって,複雑な鉄骨の建て方の精度管理が実施されています.現場では,耐火塗料が塗布されたダイヤゴナル鉄骨フレーム,地下のSRC躯体の状況を見学することができました.見学後,会議室にて数名の学生から,施工図の作成,掘削工事,3次元測量などについて質問があり,一つ一つ丁寧なご説明を頂戴することができました.
 
残念ながら,現場内の写真撮影は禁止でした.

 
■H25年度前期 建築学専攻 修士1年生 フィールドワークVA 第11回新着
 「インテックス大阪」見学
平成25年7月6日(土) 10:00〜11:30
担当:天畠講師
外部講師:野口明裕氏(太陽工業 株式会社)

建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
インテックス大阪のインテックスプラザ 野口氏による構造の概要説明
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
屋上に上がり膜構造の屋根を間近に見学
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
野口氏による柱脚部とスペースフレームとのディテールの解説
 建築設計総合演習Iの課題3の参考事例として、インテックス大阪のインテックスプラザを見学しました。見学では、太陽工業の野口氏に解説をしていだきました。  
 まず最初に、27年経過しているが膜の劣化はほとんどないこと、大空間の割に支える柱が細いこと、42m x 72mの大空間で、モジュールは平面も背面も3mに統一してあることなど、インテックスプラザの構造の概要について説明していただきました。次に、屋上に移動し膜を間近に見学しました。トラスのスパンに対して交互に配置しているおさえケーブルや雨水処理のディテール、膜剤の継ぎ目などを確認しました。また膜の表面温度を測定し、外気温とほぼ等しい温度になっていることを確認しました。 その後、プラザ内部に移動して、スペースフレームの柱脚のディテール、構造とは直接関係ない2次部材の取り付き方について野口氏より解説を受けました。 膜構造とスペースフレームによるディテールや熱に対する特徴について理解を深めることができました。
■H25年度前期 建築学専攻 修士1年生 フィールドワークVA 第10回新着
 「長居陸上競技場」見学
平成25年7月2日(火) 12:45〜16:30
担当:天畠講師
外部講師:野口明裕氏(太陽工業 株式会社)

建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
長居陸上競技場 トラックからスタジアム全体を見学
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
屋根裏でスペースフレームと膜屋根を間近に見学し、ディテールを確認
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
屋根を支える柱脚部を見学
 建築設計総合演習I の課題3に関連して、スペースフレームと膜による屋根の架構の参考事例である長居陸上競技場を見学しました。膜屋根部分を手がけた太陽工業株式会社の野口氏から屋根の構造に関して重点的に説明を受けました。メイン、バックの両スタンドとも屋根はキールアーチとスペースフレームを用いた架構です。特別に眼下に客席やトラックが見える、地上40mを超える高さのスペースフレーム内部の屋根裏通路にも入らせていただきました。フレームは3mモジュールで計画され、経年劣化により膜がたるんだ場合にも、6mごとにボルトを締めて緊張させることができるように配慮されており、そのディテールを確認しました。事例を見ながら専門家に質問することで、理解を深めることができました。
■H25年度前期 建築学専攻 修士1年生 フィールドワークVA 第9回新着
 「建築法規特論」関連建築物 見学
平成25年6月22日(土) 10:00〜12:30
担当:福島先生、柳沢准教授
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
大阪木材仲買会館 都会のど真ん中に木造建築が建つ
 建築法規特論関連FWとして、大阪木材仲買会館を見学させていただきました。株式会社竹中工務店の設計施工による、国内初となる耐火木造のオフィスビルです。同社が開発した「燃エンウッド」と呼ばれる1時間の耐火性能をもつ集成材が構造材として採用されています。竹中工務店の担当の方々に説明をいただきながら、各諸室や桜の木を囲むバルコニー、そして都市の中に浮かび上がる木のファサードなどを見学させていただきました。性能規定により都市に新しい風景が誕生した実例で、大いに勉強になりました。
■H25年度前期 建築学専攻 修士1年生 フィールドワークVA 第6回新着
 「スペースフレーム参考事例」 見学
平成25年6月1日(土) 9:00〜17:15
担当:柳沢准教授
外部講師:野田 範昭氏(太陽工業株式会社 TM事業部 TM設計課 課長)
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
仁川駅前通路の見学
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
淡路夢舞台温室の見学
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
いざなぎアリーナの見学
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
ウェルネスパーク五色屋外ステージの見学
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
淡路夢舞台温室 学生のスケッチ
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
ウェルネスパーク五色屋外ステージ 学生のスケッチ
 建築設計総合演習I 課題2「地球環境に配慮した組バラシ自由な建築」の関連FWとして、スペースフレームの参考事例4件を見学しました。太陽工業株式会社の野田範昭先生に、図面や模型で部材の構成を具体的に示していただきながら解説をいただきました。オクテット(四角錐)組で葉っぱのような平面形状をしたガラス屋根の仁川駅前通路、同じくオクテット組で2つの細長い箱を交差させた平面形状でガラス屋根の淡路夢舞台温室、ひし形の立方体ユニットを組み合わせた木トラスのいざなぎアリーナ、シェル形状でトラスの組降ろし材を柱とした膜屋根のウェルネスパーク五色屋外ステージをそれぞれ見学し、スペースフレームや屋根材の様々なタイプの特徴を実地に学ぶことができました。
■H25年度前期 建築学専攻 修士1年生 フィールドワークVA 第5回新着
 「スペースフレームによる原寸大モデルの構築体験」
平成25年5月25日(土) 13:05〜17:45
担当:柳沢准教授、天畠講師
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
スタディ模型による打ち合わせ
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土) 建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
原寸大モデル制作の様子 原寸大モデル制作の様子
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
完成したモデルとともに記念撮影
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
完成したモデルとともに記念撮影
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
スペースフレームのある風景
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
スペースフレームのある風景
 建築設計総合演習I 課題2「地球環境に配慮した組バラシ自由な建築」の関連FWとして、甲子園会館の南庭で、スペースフレームを使用した原寸大モデルの構築体験を行いました。2班に分かれ、各班ごとに甲子園会館の庭になじむモデルの提案を行いました。まずは模型によるスタディを行い、それに基づき原寸大のモデルを構築していきました。甲子園会館との関係、樹木との関係などを考慮しながら修正や調整を行い、スペースフレームのある風景を作り上げていきました。原寸大のモデルが実際に立ち上がり新しい風景が創出されるという、机上では得難い体験を、全員で共有することができました。この体験を、「地球環境に配慮した組バラシ自由な建築」の設計課題に生かしていきます。
■H25年度前期 建築学専攻 修士1年生 フィールドワークVA 第3回新着
 「南禅寺方丈庭園および金地院」 見学 
平成25年4月27日(土) 11:55〜17:45
担当:柳沢准教授
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
南禅寺方丈庭園を見学する
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
南禅寺金地院の庭を見学する
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
学生のスケッチ
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
学生のスケッチ
 建築設計総合演習 I 課題1「闇と光と空間」の関連FWとして南禅寺を見学しました。まずは方丈庭園を訪れ、枯山水の白砂の光が反射して軒裏を照り返し、その光が減衰しながら、座敷奥の金屏風をほのかに照らし出す、日本建築特有の闇と光の在り方を体験しました。また新緑に光が当たり、その反射光が室内に入り込み、ほのかに緑色に空間を浮かび上がらせる幻想的な光景も見ることができました。次に南禅寺金地院を訪れました。まずは小堀遠州作の茶室・八窓席を見学させていただきました。座敷の北側に位置する闇の中に明り障子を設けることで、拡散した黄色や紫色の光が明るく全体をつつみこむ小宇宙の空間を体験しました。また僅かな時間ではありますが、スケッチもさせていただきました。その後は鶴亀の庭を見学し、様々な表情の石がひとつの調和した世界を作り出している、日本を代表するその庭園をじっくりとスケッチしました。一人一人が自然と対話し、そこから多くのことを学ぶことができたFWでした。
■H25年度前期 建築学専攻 修士1年生 フィールドワークVA 第2回新着
 「茨木春日丘教会(光の教会)」 見学 
平成25年4月20日(土) 12:25〜16:35
担当:柳沢准教授
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
光の教会 礼拝堂をスケッチする
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
光の教会 教会ホールをスケッチする
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
学生のスケッチ
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
学生のスケッチ
 建築設計総合演習 I 課題1「闇と光と空間」の関連FWとして茨木春日丘教会(光の教会)を見学させていただきました。安藤忠雄氏の設計による世界的にも非常に評価の高い教会で、礼拝堂と教会ホールから成ります。それらの空間を、時間をかけてじっくりと味わいながら各自でスケッチを行いました。ともにコンクリート打ち放しの建築ですが、礼拝堂はスリット窓による光の十字架が象徴的で厳格な印象を与え、他方教会ホールは壁のスリットから光が回り込み明るい木製家具をやさしく包み込みます。その光の表情の対照が印象深く、課題である「闇と光」の参考事例として有意義な体験をさせていただきました。
■H25年度前期 建築学専攻 修士1年生 フィールドワークVA 第1回新着
 原寸大スタディモデルの組立ておよび闇と光の実験 
平成25年4月13日(土) 13:30〜18:00
担当:柳沢准教授
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
原寸大スタディモデル組立ての様子
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
原寸大スタディモデル組立ての様子
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
完成した原寸大スタディモデルで闇と光の魅力を体験する
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
完成した原寸大スタディモデルで闇と光の魅力を体験する
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
完成した原寸大スタディモデルの前で記念撮影
 建築設計総合演習 I 課題1「闇と光と空間」の関連FWとして、原寸大スタディモデルの組立てを行いました。このモデルはダンボールを素材とし、上部や側面から間接光を取り入れることができる形態です。演習の時間にすでに制作した部材を用いて、モデルを全員で組み立てて行きました。そこでは共同作業の難しさと楽しさ、原寸大の空間が実際に立ち上がる感覚などを体験することができました。完成後は、光環境実験室の設備を使用しながら、暗闇の中で様々な光による効果を比較検討しました。直接光と間接光の表情の違い、光の種類や色、角度の違いによる効果、闇の中に浮かび上がる金色壁の豊かな表情など、そこでは闇と光が持つ、人間の心に働きかける大きな力を実験的に体験することができました。この体験を、「闇と光と空間」の設計課題に生かしていきます。
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