武庫川女子大学 建築学科・大学院建築学専攻
■武庫川女子大学 建築学科・建築学専攻ニュース 
新着

日本経済新聞(2011年11月21日夕刊)に建築学科が
とりあげられました!!


2011年11月21日(月)

建築学科3年生 建築材料実験
(記事全文)
武庫川女子大学・生活環境学部建築学科
学内の名建築も生きた教材
 日本初の女子大の建築学科として2006年に開設された。正門を入ると、東京の帝国ホテルと並び称された1930年の名建築「甲子園ホテル」を前身とする甲子園会館が広がる。会館とモダンな「建築スタジオ」、回遊式庭園からなる上甲子園キャンパスはそのまま生きた教材になる。
 「大学院修士課程までの6年一貫教育を原則とした欧米型教育が特徴」(岡崎甚幸・建築学科長)。6年修了時には一級建築士の受験資格を得られる。1学年の定員40人という少人数制を採り、授業時間の半数以上が講師との対話で進む「演習科目」。1人に畳一帖分の専用製図机とパソコンを備えている。
 徹底して専門家や現場に学ぶ。1年生には大工の棟梁(とうりょう)、陶芸家、華道家、瓦職人が造形の基礎を教える。土曜日はフィールドワーク。寺社の改修工事や現代建築の現場など年30回、6年で実に180ヵ所の現場を巡る。
 課題は前後期3つずつ出され、作品完成時に全員の作品のプレゼンテーションと講評を2日間かけて実施する。たとえば学部2年生では「両親の家」「幼稚園」「美術館」などを設計し、作品は建築スタジオの幅広い廊下に展示している。
 「6年間で世界建築家教育基準に対応し、プレゼンテーション能力や倫理観も含む実践力を備えた人材を育てる」と岡崎学科長。来春、6年の教育を終えて社会に飛び出す1期生はゼネコンや大手設計会社などへ就職が決まっている。4年で卒業する学生も内定率はほぼ100%という。
 26、27日には学生が庭園の照明デザインを担当する「甲子園会館ライトアップ」が一般公開される。
>>建築学科TOPページ
Copyright 2005-2011 Mukogawa Mowen's University.All rights reserved.
当サイトに掲載されている文章・画像の無断転載を禁じます。