Pick Up

Pick Up

応用音楽学科4年朝倉愛莉子さん、但馬祥音さんが日本音楽知覚認知学会2023年度秋季研究発表会で発表しました。

11月23日(木・祝)、応用音楽学科4年朝倉愛莉子さん、但馬祥音さんが昭和女子大学で開催された日本音楽知覚認知学会2023年度秋季研究発表会で発表しました。

【発表内容】
朝倉愛莉子、但馬祥音、澤井賢一、大澤智恵「ピアノ・電子マリンバ演奏の打鍵位置制御における体性感覚・視覚・聴覚情報の役割」

【本学からの発表者(◯は登壇者)】
◯朝倉愛莉子、◯但馬祥音(応用音楽学科4年生)
大澤智恵(音楽学部教員)

~大澤先生よりコメント~
ピアノ演奏と電子マリンバの演奏を対象に、演奏中に得られる体性感覚(触覚)、視覚、聴覚情報の役割を調査しました。ピアノ演奏については朝倉さんが、電子マリンバについては但馬さんが、それぞれ卒業論文のための実験の内容の中から比較可能な結果を取り出して、2つの楽器についての実験の内容を比較して検討した内容をプレゼンテーションしてくれました。この研究では、打鍵した感じの重要性を探るために、電子マリンバ実験では、実験用に作成したヘッドがぶらんぶらんと動く変形マレットを用いて打ったときの感触を撹乱したり、ピアノ実験では、指先にクリアチップをあててキーを触れる感触を制限したりしています。今後さらに解析や検討を進めて、鍵盤楽器の演奏に必要な技能のしくみについての基礎情報を体系的に示していくことで、学習や指導のさまざまな場面に貢献できればと考えています。

画像をクリックすると拡大してご覧いただけます。

授業紹介
動画
学科紹介
動画
学科
パンフレット