授業内容の理解度については、「ほぼすべての授業を理解できる」と「だいたいの授業は理解できる」を合わせると約5割で、学生の2人に1人は“ある程度以上”授業内容を理解できている様子がうかがえる。しかしながら、「理解できない授業が多い」、あるいは「ほとんどの授業を理解できない」と答えている学生が1割以上いることに加え、「半分くらいの授業は理解できる」と答えている学生は4割近く存在することなどをみると、授業内容の理解度は十分ではあるといえない。
授業に対する理解度を高めるためには、授業の内容や方法(教え方)などについて見直しと改善が必要なことはいうまでもないが、学生自身にも、予習・復習の強化など授業に対する姿勢や態度についての自己点検が求められるように思われる。
【大学・短大別】授業内容の理解度は大学の方がやや高い。
※理解度=「ほぼすべての授業を理解できる」+「だいたいの授業は理解できる」
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