大学院の概要

看護学研究科の構成

修士課程(定員15名)

看護学研究コース(定員9名程度)
看護学研究 保健師コース(定員6名程度)

博士後期課程(定員5名)

パンフレット2025年度版

看護学研究科の特色

看護実践活動を継続しながらの学習・研究を可能にする平日夜間と土曜日開講

働きながら修学できるように、修士課程看護学研究コースと博士後期課程は平日夜間と土曜日に開講しています。看護実践の場での研究をサポートします。修了年限を延長できる長期履修学生制度もあります。

→看護学研究コースに関する詳細はコチラをご覧ください。
→博士後期課程に関する詳細はコチラをご覧ください。
充実した授業と研究の連動により実践力と施策力を有する質の高い保健師の養成(修士課程看護学研究保健師コース)

保健師の活動の基盤となる家庭訪問を重視した実習や、都市部と山間部での実習などにより、実践力を培います。また、地域の健康課題を解決する糸口を探る研究を行い、エビデンスに基づいた施策が提言できる能力を養います。

→看護学研究保健師コースに関する詳細はコチラをご覧ください。
専門学校卒、短大卒の方も修士課程の受験が可能(個別の入学資格審査)

看護系短期大学または専修学校等を卒業後、看護職として1年または2年以上の実務経験を有する方は個別の入学資格審査(書類審査)によって受験が可能です。

→個別の入学資格審査(書類審査)に関する詳細は学生募集要(昨年度参考)をご覧ください。
総合大学ならではの学際的な視点

武庫川女子大学大学院には臨床心理学専攻や臨床教育学専攻など、看護学と深く関連した領域の研究科があります。修士課程では他の研究科の開講科目の一部が履修できます。

→開講科目は大学院要覧(昨年度参考)をご覧ください。

充実した学習環境

看護科学館および総合心理科学館

看護科学館5階と6階には、ゼミ室、セミナー室、教員の研究室を配置しています。修士課程・博士後期課程の大学院生室は看護科学館6階と総合心理科学館6階にあります。授業以外にも、教員や院生同士、学部学生、看護実践者、地域住民とのコミュニケーションを通しての学びは重要と考え、看護科学館内にはコミュニケーションラウンジ、コミュニケーションスペース、コミュニティスペースといった空間を配置しています。

図書・文献検索

データベースは「医中誌Web」「CINAHL」「医薬品情報データベース(iyakuSearch)」「最新看護索引Web」「SciFinder(Academic)」「Academic Search Premier」「PubMed」「メディカルオンライン」といった専門データベースを完備しています。
これらの情報リソースを利活用できる専門職としての図書館司書の養成やレファレンスデスク、ICTヘルプデスク等を中心とする学修支援サービスの充実に力を注いでいます。併せて館内全域で無線LAN接続が可能となっており、利用者の学習スタイルに応じた情報検索環境が確保されています。また、勤務等で開館時間内に来館することが難しい状況であっても、ウェブ・ベースの利点を活かしてリモート・アクセスができる学習環境を提供しています。

アクセス

看護科学館は、阪神鳴尾・武庫川女子大前駅から徒歩約3分と、駅から近い距離に立地しています。職場や研究フィールドに移動する時にも、駅からの徒歩時間が短いので、時間を有効に活用できます。

研究科長からのメッセージ

2025年、武庫川女子大学大学院看護学研究科は開設10周年を迎え、新たな飛躍を目指しています。本研究科で学び、看護を共に考え追究し、看護実践や教育の場に、その成果を還元しませんか。本研究科では、看護実践や教育の場で活躍できる人材の育成をめざしています。また、保健師国家試験受験資格を得られるコースもあります。学生の多くが、看護職として働きながら学習・研究をすすめており、本研究科は、様々な看護の場で問題意識を持ちながら実践している看護職者が集う場ともなっています。

研究科長 寳田 穂
寳田たからだみのり 研究科長
大阪大学医療技術短期大学部を卒業後、精神科・救命救急にて看護師として勤務。専門学校や短期大学での教員、単科精神科病院での看護師としての勤務を経て、大阪市立大学看護短期大学部の教員となり、医学部看護学科、大学院看護学研究科前期・後期博士課程への改組・設置に携わり、本学看護学部・看護学研究科の設置準備室から現在に至る。博士(看護学)

武庫川女子大学看護学ジャーナルのご案内

第10巻(2025年)を発刊いたしました。

武庫川女子大学看護学ジャーナルはこちらからご覧いただけます。

<掲載論文・報告リスト>
  1. 武庫川女子大学看護学部「まちの保健室」2024年度事業報告
  2. 大学病院の看護師長の役割遂行における意思決定上の困難(天野美希、清水佐知子、久米弥寿子)
  3. 臨地実習における看護系大学教員の指導観と看護学生への関わり(松久智美、久米弥寿子)
  4. 高齢者介護予防講座修了後の継続した自主グループ活動による効果-身体・心理・社会的健康に着目して-(堀田邦子、和泉京子)

本ジャーナルは特定の分野にかぎらず、看護学の発展に寄与する論文であれば投稿が可能であり、本学の教員が共同研究者であればどなたでも投稿が可能です。

投稿規定はこちら、原稿執筆要項はこちら よりご確認ください。