武庫川女子大学 建築学科・大学院建築学専攻
武庫川女子大学大学院 建築学専攻修士 1年生
「建築設計総合演習II」
H25年度 修士1年生後期
建築設計総合演習 II 
 「可動式組立機構を持つ紙管ゲルの制作」講評会 新着
2014年2月7日 13:05〜14:35
担当: 岡崎教授、榊原教授、池澤先生、今井先生、柳沢准教授、宇野講師
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
完成した紙管ゲル 外観
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
完成した紙管ゲル 外観
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
完成した紙管ゲル 内観
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
講評会の様子
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
講評会の様子
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
講評会終了後、全員で記念撮影
 建築設計総合演習II「可動式組立機構を持つ紙管ゲルの制作」の講評会を、建築設計技術演習IIと合同で開催しました。まずは完成した紙管ゲルの見学会を行いました。その後スライドを用いて、今回の制作における設計や施工のプロセス、技術演習において行った演習の内容などを、各自が分担して発表を行いました。
 個人単位で図面や模型を制作して設計提案を行うというこれまでの演習のやり方とは異なり、今回は全員の共同作業により実際のモノと格闘しながら原寸大の案を実現するという内容で、建築の実際がもつ、チームで取り組む側面やモノを扱う側面の難しさや面白さの一端を学ぶことができました。
 
H25年度 修士1年生後期
建築設計総合演習 II 
 「可動式組立機構を持つ紙管ゲルの制作」第10, 11週 新着
2014年1月28日・30日・31日・2月1日・4日 13:05〜16:20
担当: 岡崎教授、榊原教授、柳沢准教授、宇野講師
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
膜の型紙の寸法があっているかどうかを現場で確認する
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
プッシュアップの様子
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
プッシュアップの様子
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
プッシュアップの様子
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
テンションワイヤーを設置する
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
壁ユニットを設置する
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
膜屋根を設置する
 本課題では、紙管を用いた原寸大のゲルを、全員の共同作業により手作りで制作します。その際、パンタドーム構法を学習し、それを応用した可動式組立機構を持つゲルを制作するものとします。
 太陽工業株式会社の野口先生のご指導の下、膜屋根を制作するための型紙を切り出しました。その型紙を使用して膜材を立体裁断し、それらを溶着することで膜屋根が完成しました。クレーンを全く使わずに、全員で力をあわせてプッシュアップを行い、膜屋根を設置することで遂に紙管ゲルが完成しました。
 
H25年度 修士1年生後期
建築設計総合演習 II 
 「可動式組立機構を持つ紙管ゲルの制作」第8, 9週 新着
2014年1月14日・16日・17日・21日 13:05〜16:20
担当: 岡崎教授、榊原教授、柳沢准教授、宇野講師
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
壁の足元に取り付ける見切り板の形状を検討する。
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
見切り板をノコギリで切り出す。
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
見切り板の上に紙管をならべて壁ユニットを制作する。
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
楕円形の連続壁を構成する。さらに膜の張り方の検討を行う。
 本課題では、紙管を用いた原寸大のゲルを、全員の共同作業により手作りで制作します。その際、パンタドーム構法を学習し、それを応用した可動式組立機構を持つゲルを制作するものとします。
 紙管で壁ユニットを制作し、それらを柱間に挿入することで、楕円形の連続壁を構成しました。足元のヒンジを目立たせなくするために、壁の足元に板材の見切りを設置して壁全体を土台から浮かび上がらせました。全ての壁の頂部をワイヤーで固定することで、ドームを自立させるために必要なテンションリングを構成しました。また太陽工業株式会社の野口先生にご指導いただき、膜の張り方の検討も行いました。
 
H25年度 修士1年生後期
建築設計総合演習 II 
 「可動式組立機構を持つ紙管ゲルの制作」第6, 7週 新着
2013年12月17日・19日・20日・24日、2014年 1月9日・10日 13:05〜16:20
担当: 岡崎教授、榊原教授、柳沢准教授、宇野講師
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
ホワイトボードに図面をプロジェクターで写しだし、そこに直接記入しながら全員で打ち合わせを行う
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
頂部のコンプレッション部材を各可動部と接続していく
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
クレーンを使用して頂部を引き上げてみる
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
引き上げ成功
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
パンタドーム構法を考案された川口衞先生にご指導をいただく
 本課題では、紙管を用いた原寸大のゲルを、全員の共同作業により手作りで制作します。その際、パンタドーム構法を学習し、それを応用した可動式組立機構を持つゲルを制作するものとします。2月に講評会を予定しており、それに向けて制作に取り組んでいきます。
 スタディモデルから判明した改良点を図面に反映させて、いよいよ本格的に制作に取り掛かりました。土台を制作し、そこに三層のヒンジを持つ可動部を設置していきます。全ての可動部を土台に設置した後、頂部のコンプレッション部材を各可動部と接続して、軸部が完成しました。施工実習室のクレーンを使用して、頂部を引き上げて、問題なくゲルが立ち上がることを確認しました。パンタドーム構法を考案された非常勤講師の川口衞先生にも見ていただき、ご指導をいただきました。
 
H25年度 修士1年生後期
建築設計総合演習 II 
 「可動式組立機構を持つ紙管ゲルの制作」第4, 5週 新着
2013年12月3日・5日・6日・10日・12日・13日 13:05〜16:20
担当:榊原教授、柳沢准教授、宇野講師
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
図面に基づき、制作方針を話し合う
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
紙管を接合するためのほぞを制作する
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
ヒンジ部と紙管を接合する
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
スタディモデルの完成。クレーンで頂部を引き上げてみる。
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
引き上げ成功。実際の可動の様子が確認できた。
 本課題では、紙管を用いた原寸大のゲルを、全員の共同作業により手作りで制作します。その際、パンタドーム構法を学習し、それを応用した可動式組立機構を持つゲルを制作するものとします。2月に講評会を予定しており、それに向けて制作に取り組んでいきます。 可動部の原寸スタディモデルを制作していきました。まずは作業の分担を決め、制作図を作成し、それに基づいて各自作業を進めました。木を切り出してヒンジ部などを制作し、それを紙管と接合させます。全体の平面形が楕円なので、複雑な斜めの加工が多く発生します。丁寧に寸法や角度を押さえながら、制作していきました。13日にはスタディモデルが完成し、クレーンで引き上げてみることで、可動の様子を確認することができました。
 
H25年度 修士1年生後期
建築設計総合演習 II 
「茶室の講義」 新着
2013年11月21日・28日 13:05〜16:20
担当:安井巧先生、柳沢准教授、宇野講師
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
安井先生講義の様子
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
安井先生講義の様子 茶室で使う実際の材料に触らせていただく
 非常勤講師の安井巧先生による講義「露地、茶室の基本事項」が2週に渡って行われました。安井先生が相談役を務める株式会社安井杢工務店は、創業から300年以上の歴史を持ち、桂離宮や待庵、如庵などをはじめとする数多くの国宝や重要文化財の保存修復、そして京都迎賓館などの現代建築を手掛けておられる、日本を代表する工務店です。講義では、茶事からはじまり、露地の構成、茶室の平面構成、出入口、窓、床、天井、点前座廻り、水屋、立礼、材料などに関する基礎的知識を、多くのスライドや図面を用いて教えていただきました。また茶室で使う各種金物、竹、紙、ヘギ板などの実物にも触れさせていただきました。さらには先生ご自身が多くの古文書から学ばれた各部の寸法の考え方を教えていただきました。現代の私たちのほとんどが忘れてしまっている、日本の伝統の中に存在する設計の豊かさを学ぶことができた、大変貴重な機会となりました。
H25年度 修士1年生後期
建築設計総合演習 II 
課題2:「可動式組立機構を持つ紙管ゲルの制作」 第1〜3週新着
2013年11月14日・15日・19日・22日・26日・29日 13:05〜16:20
担当:岡崎教授、榊原教授、柳沢准教授、宇野講師
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
学内にあるサンドーム福井の構造模型で、パンタドーム構法の機構を学ぶ
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
各自、案の発表を行い、制作方針の検討を重ねる
 

建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)

建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)

制作するゲルの図式化モデルにより、可動の様子を把握する

 本課題では、紙管を用いた原寸大のゲルを、全員の共同作業により手作りで制作します。その際、パンタドーム構法を学習し、それを応用した可動式組立機構を持つゲルを制作するものとします。2月に講評会を予定しており、それに向けて制作に取り組んでいきます。
 課題説明の後、まずは学内にあるサンドーム福井の構造模型を動かしてみながら、パンタドーム構法の機構を学習しました。その後、可動式組立機構を持つ紙管ゲルの案を各自で考え、発表・検討を重ねていきました。29日には制作の方針が固まり、まずはスチレンボードで図式化した模型を作り、可動の全体像のイメージを全員で共有しました。

 
H25年度 修士1年生後期
建築設計総合演習IIおよび建築設計技術演習II 
課題1:「紙管の建築」 合同講評会新着

2013年11月12日 13:05〜16:20
担当:岡崎教授、杉浦准教授、宇野講師、池澤先生、今井先生

建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
講評会の様子 紙管の小屋モックアップの制作プロセスやモックアップを用いた断熱性能実験などについてスライドを用いて発表
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
講評会の様子 施工実習室で共同制作した紙管の小屋モックアップを見学
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
講評会の様子 各自の設計案の発表
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
講評会の様子 各自の設計案の発表
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
講評会の様子 原寸大の部分模型を用いて設計案を説明
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
学生の作品
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
学生の作品
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
学生の作品
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
学生の作品

 11月12日に、建築設計総合演習IIと建築設計技術演習IIの合同講評会を実施しました。はじめに、紙管の小屋のモックアップの共同制作のプロセスや建築費用の積算、紙管の小屋のモックアップを用いた断熱性能実験などについてスライドを用いて発表しました。続いて施工実習室で紙管の小屋のモックアップを見学しました。その後、各自の作品を発表。原寸大の部分模型などを使いながら、各自が選定した用途や敷地に対して、紙管をどのように工夫して用いたかを説明しました。意匠・計画、設備・環境、構造、施工の専門教員から様々なコメントをいただき、与えられた材料の特性をよく理解し、アイデアを絞って多様な用途や環境に対応させることのおもしろさと難しさ、目標とする強度や環境性能を認識し、それを満たす仕様を科学的に計画することの重要さを再認識しました。

 
H25年度 修士1年生後期
建築設計総合演習 II 
課題1:「紙管の建築」 第5週新着
2013年11月5日、7日、8日 13:05〜16:20
担当:岡崎教授、杉浦准教授、宇野講師、芳谷先生
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
模型制作の様子
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
模型制作の様子
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
細部の納まりを検討
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
意匠、施工方法、構造など多面的にチェック
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
芳谷勝濔先生による手描き透視図の指導

 11月12日の講評会に向けて詳細部設計の探求およびプレゼンテーション作業に取り組みました。11月8日には、日建設計で透視図を多数手がけられてきた芳谷勝濔先生を講師に招き、各自の設計案を手描き透視図で効果的に表現する練習をしました。

 
H25年度 修士1年生後期
建築設計総合演習 II 
課題1:「紙管の建築」 第3, 4週新着
2013年10月22日、24日、25日、29日、31日、11月1日 13:05〜16:20
担当:岡崎教授、杉浦准教授、宇野講師
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
毎回の演習の終わりにその日の成果を発表し、意見交換
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
教員との対話を重ね案を検討
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
教員との対話を重ね案を検討
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
中間講評会の様子
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
スタディ模型をつくりながら詳細部や部材寸法などを検討

 敷地として選定した地域の気候や文化を調査し、そこに建てる紙管の建築の用途、デザインなどについて総合的に検討を重ね、基本的な計画がほぼ固まってきました。また、これらの成果を小論文にまとめる作業にも並行して取り組みました。10月25日には、中間講評会を実施。同29日からは中間講評会で指摘されたことを考慮しながら、基本計画の見直しおよびディテールの検討を進めました。

 
H25年度 修士1年生後期
建築設計総合演習 II 
課題1:「紙管の建築」 第1, 2週新着
2013年9月19日、20日、24日、26日、27日 13:05〜16:20
担当:岡崎教授、杉浦准教授、宇野講師
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
課題説明の様子 実際に紙管に触れてみる
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
モックアップのデザインについて打ち合せ
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
モックアップ共同制作 作業前のミーティング
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
モックアップ共同制作 木製ジョイントの制作
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
モックアップ共同制作 紙管を連結して壁ユニットを制作
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
モックアップ共同制作 壁の頭つなぎ材の制作
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
モックアップ共同制作 土台の制作
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
モックアップ共同制作 土台上に壁ユニットを設置する
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
モックアップ共同制作 壁の上端部に頭つなぎ材を設置する
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
完成したモックアップ
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
完成したモックアップ
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
選定した敷地や建物用途など各自の計画案を発表し、意見交換

 建築設計総合演習IIの第1課題では、世界各地から特徴的な風土の土地を各自で選定し、その地域の気候、風土、文化を考慮して、「紙管」を使用した建築を計画します。紙管の建築の用途は各自が自由に設定します。紙管を建築材料として用いることは一般的ではありませんが、加工しやすく環境に優しいなど、建材としての可能性も秘めています。
 また各自が設計案を作成するのと並行して、学生全員の共同作業により、紙管の建築のモックアップ(実物大模型)を制作します。この原初的・身体的な体験を通して、紙管という材料と向き合い、従来通りの使用方法に留まらず、新たな建築的可能性を模索し、引き出す能力を鍛えます。
 課題説明の後、紙管の建築のモックアップのデザインや構造、制作スケジュールについて打ち合せをしました。今回は紙管と木製のジョイントで楕円形平面の小屋を作ることに決定しました。9月20日からは、紙管の建築モックアップの制作に着手。10月1日には小屋組まで完成しました。今回はここまでで区切りを付けます。
 モックアップの共同制作と並行して、各自で国内外に存在する様々な気候、地形、文化、民俗、風習と生活空間のかかわりについて、文献やインターネットなどで調査し、敷地選定や設計案の検討にも取り組みました。9月26日には、各自が選定した敷地やその気候、紙管の建築の用途などを発表し、意見交換しました。

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