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武庫川女子大学大学院 建築学専攻修士 1年生
「建築設計総合演習II」 |
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H25年度 修士1年生後期
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建築設計総合演習 II
「可動式組立機構を持つ紙管ゲルの制作」講評会 |
2014年2月7日 13:05〜14:35
担当: 岡崎教授、榊原教授、池澤先生、今井先生、柳沢准教授、宇野講師
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完成した紙管ゲル 外観
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完成した紙管ゲル 外観 |
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完成した紙管ゲル 内観 |
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講評会の様子 |
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講評会の様子 |
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講評会終了後、全員で記念撮影 |
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建築設計総合演習II「可動式組立機構を持つ紙管ゲルの制作」の講評会を、建築設計技術演習IIと合同で開催しました。まずは完成した紙管ゲルの見学会を行いました。その後スライドを用いて、今回の制作における設計や施工のプロセス、技術演習において行った演習の内容などを、各自が分担して発表を行いました。
個人単位で図面や模型を制作して設計提案を行うというこれまでの演習のやり方とは異なり、今回は全員の共同作業により実際のモノと格闘しながら原寸大の案を実現するという内容で、建築の実際がもつ、チームで取り組む側面やモノを扱う側面の難しさや面白さの一端を学ぶことができました。
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H25年度 修士1年生後期
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建築設計総合演習 II
「可動式組立機構を持つ紙管ゲルの制作」第10, 11週 |
2014年1月28日・30日・31日・2月1日・4日 13:05〜16:20
担当: 岡崎教授、榊原教授、柳沢准教授、宇野講師
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膜の型紙の寸法があっているかどうかを現場で確認する
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プッシュアップの様子 |
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プッシュアップの様子 |
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プッシュアップの様子 |
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テンションワイヤーを設置する |
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壁ユニットを設置する |
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膜屋根を設置する |
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本課題では、紙管を用いた原寸大のゲルを、全員の共同作業により手作りで制作します。その際、パンタドーム構法を学習し、それを応用した可動式組立機構を持つゲルを制作するものとします。
太陽工業株式会社の野口先生のご指導の下、膜屋根を制作するための型紙を切り出しました。その型紙を使用して膜材を立体裁断し、それらを溶着することで膜屋根が完成しました。クレーンを全く使わずに、全員で力をあわせてプッシュアップを行い、膜屋根を設置することで遂に紙管ゲルが完成しました。
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H25年度 修士1年生後期
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建築設計総合演習 II
「可動式組立機構を持つ紙管ゲルの制作」第8, 9週 |
2014年1月14日・16日・17日・21日 13:05〜16:20
担当: 岡崎教授、榊原教授、柳沢准教授、宇野講師
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壁の足元に取り付ける見切り板の形状を検討する。
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見切り板をノコギリで切り出す。 |
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見切り板の上に紙管をならべて壁ユニットを制作する。 |
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楕円形の連続壁を構成する。さらに膜の張り方の検討を行う。 |
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本課題では、紙管を用いた原寸大のゲルを、全員の共同作業により手作りで制作します。その際、パンタドーム構法を学習し、それを応用した可動式組立機構を持つゲルを制作するものとします。
紙管で壁ユニットを制作し、それらを柱間に挿入することで、楕円形の連続壁を構成しました。足元のヒンジを目立たせなくするために、壁の足元に板材の見切りを設置して壁全体を土台から浮かび上がらせました。全ての壁の頂部をワイヤーで固定することで、ドームを自立させるために必要なテンションリングを構成しました。また太陽工業株式会社の野口先生にご指導いただき、膜の張り方の検討も行いました。
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H25年度 修士1年生後期
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建築設計総合演習 II
「可動式組立機構を持つ紙管ゲルの制作」第6, 7週 |
2013年12月17日・19日・20日・24日、2014年 1月9日・10日 13:05〜16:20
担当: 岡崎教授、榊原教授、柳沢准教授、宇野講師
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ホワイトボードに図面をプロジェクターで写しだし、そこに直接記入しながら全員で打ち合わせを行う
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頂部のコンプレッション部材を各可動部と接続していく |
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クレーンを使用して頂部を引き上げてみる |
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引き上げ成功 |
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パンタドーム構法を考案された川口衞先生にご指導をいただく |
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本課題では、紙管を用いた原寸大のゲルを、全員の共同作業により手作りで制作します。その際、パンタドーム構法を学習し、それを応用した可動式組立機構を持つゲルを制作するものとします。2月に講評会を予定しており、それに向けて制作に取り組んでいきます。
スタディモデルから判明した改良点を図面に反映させて、いよいよ本格的に制作に取り掛かりました。土台を制作し、そこに三層のヒンジを持つ可動部を設置していきます。全ての可動部を土台に設置した後、頂部のコンプレッション部材を各可動部と接続して、軸部が完成しました。施工実習室のクレーンを使用して、頂部を引き上げて、問題なくゲルが立ち上がることを確認しました。パンタドーム構法を考案された非常勤講師の川口衞先生にも見ていただき、ご指導をいただきました。
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H25年度 修士1年生後期
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建築設計総合演習 II
「可動式組立機構を持つ紙管ゲルの制作」第4, 5週 |
2013年12月3日・5日・6日・10日・12日・13日 13:05〜16:20
担当:榊原教授、柳沢准教授、宇野講師
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図面に基づき、制作方針を話し合う
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紙管を接合するためのほぞを制作する |
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ヒンジ部と紙管を接合する |
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スタディモデルの完成。クレーンで頂部を引き上げてみる。 |
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引き上げ成功。実際の可動の様子が確認できた。 |
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本課題では、紙管を用いた原寸大のゲルを、全員の共同作業により手作りで制作します。その際、パンタドーム構法を学習し、それを応用した可動式組立機構を持つゲルを制作するものとします。2月に講評会を予定しており、それに向けて制作に取り組んでいきます。
可動部の原寸スタディモデルを制作していきました。まずは作業の分担を決め、制作図を作成し、それに基づいて各自作業を進めました。木を切り出してヒンジ部などを制作し、それを紙管と接合させます。全体の平面形が楕円なので、複雑な斜めの加工が多く発生します。丁寧に寸法や角度を押さえながら、制作していきました。13日にはスタディモデルが完成し、クレーンで引き上げてみることで、可動の様子を確認することができました。
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H25年度 修士1年生後期
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建築設計総合演習 II
「茶室の講義」 |
2013年11月21日・28日 13:05〜16:20
担当:安井巧先生、柳沢准教授、宇野講師
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安井先生講義の様子
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安井先生講義の様子 茶室で使う実際の材料に触らせていただく |
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非常勤講師の安井巧先生による講義「露地、茶室の基本事項」が2週に渡って行われました。安井先生が相談役を務める株式会社安井杢工務店は、創業から300年以上の歴史を持ち、桂離宮や待庵、如庵などをはじめとする数多くの国宝や重要文化財の保存修復、そして京都迎賓館などの現代建築を手掛けておられる、日本を代表する工務店です。講義では、茶事からはじまり、露地の構成、茶室の平面構成、出入口、窓、床、天井、点前座廻り、水屋、立礼、材料などに関する基礎的知識を、多くのスライドや図面を用いて教えていただきました。また茶室で使う各種金物、竹、紙、ヘギ板などの実物にも触れさせていただきました。さらには先生ご自身が多くの古文書から学ばれた各部の寸法の考え方を教えていただきました。現代の私たちのほとんどが忘れてしまっている、日本の伝統の中に存在する設計の豊かさを学ぶことができた、大変貴重な機会となりました。 |
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