教員紹介

精神看護学分野【広域実践看護学領域】

  • 寳田 穂(タカラダ ミノリ)教授
  • 名前: 寳田 穂(タカラダ ミノリ)教授
    学位: 博士(看護学)
    学歴: 日本赤十字看護大学大学院看護学研究科修士課程修了
    職歴: 大阪大学医学部附属病院、光愛会光愛病院、大阪市立大学大学院看護学研究科等
    主な担当科目: 精神看護学概論、グループアプローチ論、他
    研究テーマ: 薬物依存症からの回復過程における看護、看護師(援助職)サポート、アディクションと看護、慢性の病いと「言いづらさ」
    教員研究業績   http://www.mukogawa-u.ac.jp/gakuin/gyoseki/pdf/id_41531.pdf

先生への質問

武庫女の看護学部のオススメポイントは何ですか?

「多様で個別なキャリアサポート(就職活動サポート含む)」が可能な体制を整えています。40名以上の教員全員が、看護職の実務経験を有しています。それぞれの実務の場は、医療施設、保健施設、障害者施設、訪問看護ステーション、行政機関など多様です。また、海外での学習や実務の経験を有する教員もいます。子育てや介護をしながら、既婚者もいれば独身者もいる。教員自身のキャリアをふまえ、学生の今後のキャリアを考えながらの就職活動サポートが可能です。
看護職の就業場所は、病院と診療所など医療施設が82%(平成24年、厚生労働省医政局看護課調べ)と大半を占めています。しかし、「地域医療構想(2015年4月策定)」によって、医療は機能分化を推進し、地域生活の場に視点を移し変化していくことになります。看護職の仕事も、多職種連携をはかりながら、医療施設内から地域の生活の場へと視点を移し、変化していくと考えられます。社会の動きをよみながらキャリアを考えられるように、個々の関心に基づき、いろんな教員の研究室を訪問して話を聴いてみませんか。

看護学部をめざす高校生の皆様へメッセージをお願いします!

“No health without mental health(心の健康なしに健康なし)”、これは、世界保健機関(WHO)のメンタルヘルス活動計画の原則です。心の病気だけでなく、身体的な様々な健康障害に、心の健康は影響を及ぼしています。随分昔、私が最初に働いたのは、精神科病棟でした。次に、身体的な看護の力を高めようと、三次救命救急の場で働きました。最初は知識や技術の修得に必死でしたが、少し動けるようになると、事故の背景にある心の健康の問題、障害や生命の危機が患者さんやご家族の心に及ぼす影響、患者さんやご家族の心の健康のあり方の回復への影響など、ひしひしと感じるようになりました。がんや慢性の病いにも、心の健康は影響します。一方で、身体的な健康も、心の健康に影響します。まだイメージし難いかもしれません。看護学部での学びを通して、理解が深まっていきます。ぜひ一緒に、傷ついた人々を癒やせるような、その人自身で乗り越えていく力をつけられるような看護を考え、実践につなげていきませんか。
看護学部はハード、大変、と思われている方もいるかと思います。「そうではありません!」とはいえませんが、「道は好むところによって安し」です。けっこう精神力(好奇心や興味・人々への関心)によって、すすんでいけると思います。精神力の鍛え方を学びたい方の相談も、受け付けていますよ(*^o^*)。

大学院看護学研究科をめざす皆様へメッセージをお願いします!

私が、大学院の修士課程への進学を考えたのは、臨床看護や看護教育場面で、どう考えていいのやら、どう実践していいやら、悶々としていた時です。修士課程を修了し、精神科病院に就職しました。見えていなかったことがみえるような感じで、考え方や実践がとても変化しているのに気付きました。大学院在学中は、精神科で実習しながら、大学では理論を実習の体験と照らし合わせながら学び、研究に取り組みました。思考力や論理性、感性、表現力、様々な力に変化が生じたと思います。臨床現場に戻り、そういった力がいかに看護実践の役に立つかを実感しました。本学は、看護実践と学内での学びを関連づけて学べるよう、働きながら学びやすい体制を整えています。学習すること考えることはいっぱいですが、「千里の道も一歩から」です。一歩踏み出すには、ちょっとした覚悟がいるかもしれませんので、ご相談下さい。相談時にはメールでアポイントを取るようにお願いします。