ごあいさつ

学長・センター長あいさつ

髙橋 享子

武庫川女子大学は、令和9年度の「皆学(共学化)」に向けた大きな変革期を迎えています。
これまで本学は、女性リーダー育成の先駆者として、研究研修制度の整備や上位職登用の推進など、全学を挙げて研究環境のダイバーシティ化に取り組んでまいりました。令和5年度より本格始動した「挑戦的次世代リーダー育成プログラム」は、まさにその基盤を強固にするものです。
令和9年度からは、この取り組みをさらに深化させ、性別に関わらず誰もがそのポテンシャルを発揮できる「真のダイバーシティ環境」の構築を目指します。「サイエンス・コモンズ」での領域横断的な研究交流や、産学連携ネットワークは、異なる視点が混ざり合うことでより一層の化学反応を起こすことでしょう。
女子大学としての伝統と、皆学によって生まれる新たなエネルギー。これらを融合させ、予測不能な時代を切り拓くリーダーを育成してまいります。武庫川女子大学の新たな幕開けに、どうぞご期待ください。

武庫川女子大学 学長 女性研究リーダー育成推進センター センター長 髙橋 享子

副センター長あいさつ

中尾 賀要子

女性研究リーダー育成推進センター(CEWL)のウェブサイトへようこそ。本センターは、学長が掲げる「女子総合大学における挑戦的次世代リーダー育成プログラム」を実務面から強力に牽引し、全学的なダイバーシティ環境の構築を担っています。
本学には、平成24年に設立した「女性研究者支援センター」以来、長年積み上げてきた研究環境整備の知見があります。現在はその基盤をさらに発展させ、新たな支援制度の導入や国内外のネットワーク拡大を推進しています。令和7年度には、国内外の専門家からなる外部評価委員会を設置し、客観的なアドバイスを取り入れることで、取り組みの質をより高めていく体制を整えております。
また、令和9年度の「皆学(共学化)」という大きな節目を控え、本センターが果たすべき役割は、これまで以上に大きな意味を持つものとなります。性別や専門分野を超え、多様な才能が互いに触発し合える柔軟な研究環境の実現こそが、新しい時代のリーダーを育む豊かな土壌になると考えております。
本学の成果を学内のみならず広く社会へ発信し、日本全体の女性研究者がさらなる飛躍を遂げられるよう、力を尽くしてまいります。皆様からの変わらぬご支援とご助言を、どうぞよろしくお願い申し上げます。

武庫川女子大学 女性研究リーダー育成推進センター 副センター長 中尾 賀要子

活動部門

制度環境推進部門
部門リーダー
中村 明美

中村 明美

教育学科 教授

研究環境整備では、女性研究者のキャリア形成を目的として、「教育研究支援員制度」を設け、ライフイベントからの復帰支援や介護・子育て支援、若手研究者ランチミーティングなどを実施しています。令和7年度には夏季期間のオープンキャンパス時に「小学生対象の学童保育」も実施しました。また、男女共同参画推進維課と連携し、認可外保育施設「ラビークラブ」、ベビーシッター支援、介護、育児・子育て支援などの情報提供を行っています。
女性研究者は、女性特有のライフイベントに直面し、多様な役割を担っていくことから、私生活と研究・仕事などのバランスを自己決定しにくい時期があります。これらの全ての過程を「体験知」として女性研究者が捉えられるように、本学が培ってきた知見を集約し、より一層充実した研究環境整備を実現します。
研究共創推進部門

部門リーダー
長谷川 裕紀

長谷川 裕紀

基盤教育センター 准教授

研究のアイデアを形にする時の不安、外部資金獲得への挑戦、そして世界への発信。
研究共創推進部門では、研究者が直面する課題に対して支援を行います。

【研究コンサルタンシー & KAKEN塾】
一人ひとりの課題に寄り添うために、統計、倫理、研究構想に関する専門家への相談(研究コンサルタンシー)や、KAKEN塾によって外部資金(科研費等)の獲得能力向上をサポートします。

【Get published! & Give a talk!】
国際学術誌への投稿や国際学会での発表を支援し、世界に向けた発信力とプレゼンスの強化をバックアップします。

【研究ポットラック、サイエンスコモンズセミナー & 大学院生交流会】
対話型のイベントやセミナー、研究紹介動画(ビジョン・モデリング)を通じて、学部・学科の垣根を越えた連携を促進し、産業界や地域課題の解決に資する共同研究のマッチングを推進します。

リーダーシップ推進部門
部門リーダー
中尾 賀要子

中尾 賀要子

教育総合研究所 教授

本部門では、本学独自の女性リーダー育成プログラム「M-LEAD for Faculty(Mukogawa Leadership Education for Advancement & Diversity)」の構築と実施を担っています。具体的な取り組みとして、自己の特性を深く理解する「ストレングス研修」をはじめ、学内の意思決定の現場に立ち会う「リーダー・シャドウイング」、そして組織の枠を超えた「女性研究者交流会」など、理論と実践を融合させた学びの機会を多角的に展開しています。あわせて、リーダーとしての資質涵養を目的とした座学モジュール用テキストの作成にも着手し、本学ならではの育成モデルの体系化を進めています。
本学の女性研究者一人ひとりが自信を持って自らのキャリアを描き、主導的な役割を果たしていけるよう、誠心誠意サポートを続けてまいります。
女性研究者・若手研究者支援

「大学院学生フェローシップ制度」において、海外学会での発表に係る旅費・参加費の支援を新たに開始し、国際的な研鑽を重点的に後押しします。また、国内外での「女性研究リーダー研修制度」の運用にあたっては、研修期間中の授業を代行する「代替教員」を配置し、研究や研修に専念できる環境を整備します。さらに、女性研究者が主導する「架橋横断的重点共同研究・グローバル共同研究支援制度」に、1件300万円の「大型支援枠」を新設し、大規模プロジェクトの創出を強力に牽引します。同制度では「RA(リサーチ・アシスタント)の配置」も推進しており、研究体制の強化と次世代の育成を戦略的に図ります。意欲ある研究者が世界的なネットワークを築き、その成果を社会へ還元できるよう、多角的な支援を通じて共に歩んでまいります。