定例研究会

ソマティクス・からだ・表現の研究会が終了しました。

2023/02/09

2月8日(水)にソマティクス・からだ・表現の研究会を開催しました。学内外より12名の参加者が集い、講師の村川治彦先生による身体ワークを体験しました。その後のディスカッションでは、参加者による活発な意見交換も行われ、盛会のうちに終了しました。


「生きられた体験を理解する−現象学の実践としてのソマティクス」

 

日時:2023年2月8日(水)10:30~13:30
場所:甲子園会館西ホール

講師:村川治彦氏(関西大学)
指定討論者:吉田美和子氏(上智大学)

Somaticsという名称は、トマス・ハナが現象学者フッサールの用語から造語しました。
ハナにとってSomaticsは、身体の経験を深く探求する具体的実践法でした。ドン・ジョンソンの盟友で哲学者のエリザベス・ベンケは、現象学の百科事典(Encyclopedia of Phenomenology)でSomaticsを紹介し、哲学にはSomaticsのような身体的実践が必要だと述べています。今回は、主にセンサリーアウエアネスを基に、経験を探求する方法としてのSomatics を体験的に理解するためのワークショップを開催しました。