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武庫川女子大学大学院 建築学専攻修士 1年生
「建築設計総合演習II」 |
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H26年度 修士1年生後期
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建築設計総合演習 II
「膜を用いたケーブルドームの制作」第11週、講評会 |
2015年2日・3日・9日 13:05〜16:20
担当:柳沢教授、田川准教授、池澤先生、今井先生
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膜屋根を制作する
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完成した膜屋根をケーブルドームに被せる |
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ロープで膜屋根をコンプレッションリングに取り付ける |
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障子枠を取り付ける |
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障子紙をはる |
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クレーンでドームを設置する |
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完成作品 内観 |
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完成作品 内観 |
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完成作品 内観 |
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完成作品 外観 |
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本課題では、膜を用いたケーブルドームを、全員の共同作業により手作りで制作します。
2日、3日ではいよいよ仕上げの作業を行いました。まずはドームを覆う膜の制作に取り組みました。ケーブルを実測して型紙を作り、それに基づき膜を切り出しました。そしてそれらを貼り合せることでドーム状の膜屋根が完成しました。ロープを使って膜とコンプレッションリングとの接合方法を検討しました。また障子枠を制作して紙管壁内に設置していくとともに、障子に紙を貼っていきました。膜をかけたドーム部をクレーンで持ち上げて、紙管壁の上に設置しました。仕上げの調整作業を行い、とうとう作品が完成しました。
9日は建築設計技術演習Uと合同で講評会を開催しました。まずは完成したケーブルドームの見学会を行いました。その後スライドを用いて、設計や施工のプロセス、構造解析、環境計測、工程表、積算等に関する発表を行いました。ケーブル構造の難しさ、実際の材料を扱う難しさを実感するとともに、完成したドームの美しさを全員で共有することができました。
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H26年度 修士1年生後期
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建築設計総合演習 II
「膜を用いたケーブルドームの制作」第8〜10週 |
2015年1月8日・13日・15日・19日・20日・22日・26日・27日・29日 13:05〜16:20
担当:岡崎教授、柳沢教授、田川准教授、宇野講師
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ケーブル部分を試作し、全員でひっぱってみる
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コンプレッションリングを制作する |
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障子案の検討を行う |
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土台を制作する |
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紙管で壁を制作する |
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クレーンを使って、試しにコンプレッションリングを設置してみる |
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コンプレッションリングにケーブルをはり、ドームを制作する |
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本課題では、膜を用いたケーブルドームを、全員の共同作業により手作りで制作します。2月に講評会を予定しており、それに向けて取り組んでいます。
ケーブル部分を試作し、全員でひっぱってみました。なかなかうまく形を出すことができず、ケーブルが弛んでしまう箇所が多く発生しました。全員で問題点を議論し、ケーブル部分の改良を進めました。またケーブル部分を支えるコンプレッションリング、土台、紙管壁、障子等の制作も進めました。連続する紙管壁にコンプレッションリングがうまく設置できるかどうかを確認するために、施工実習室のクレーンを使っての作業も行いました。ケーブル部分の改良案が完成し、コンプレッションリングに取付けました。水準器を使いながらストラットの垂直を出し、ターンバックルで調整して、とうとうケーブルドームが完成しました。現在は、ケーブルドームを実測して、ドームを覆う膜の制作に取り組んでいます。
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H26年度 修士1年生後期
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建築設計総合演習 II
「膜を用いたケーブルドームの制作」第5〜7週 |
2014年12月8日・9日・11日・15日・16日・18日・22日・23日 13:05〜16:20
担当:岡崎教授、柳沢教授、田川准教授、宇野講師
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ケーブルドームの案の検討を進める
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どうやって作るのかを議論する |
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試作を進める |
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試作を進める |
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学生が描いた、ケーブルの試作に係る検討メモ |
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本課題では、膜を用いたケーブルドームを、全員の共同作業により手作りで制作します。2月に講評会を予定しており、それに向けて取り組んでいきます。
ライトアップで「吊り行燈」を制作した経験を活かし、ケーブルドームの案を考えていきました。円形平面、三角平面、四角平面などのスタディを行ってきましたが、最終的に星形平面のドームを制作することとなりました。全員で議論しながら、ディテールの方針を決めて図面を制作するとともに、ケーブル部分については、まずは試作により検討を進めることとなりました。
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H26年度 修士1年生後期
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建築設計総合演習 II
「膜を用いたケーブルドームの制作」第1〜4週 |
2014年11月10日・11日・13日・17日・18日・20日・24日・25日・12月1日・2日 13:05〜16:20
担当:岡崎教授、柳沢教授、田川准教授、宇野講師
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全員で議論を重ねながら案を検討する
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「吊り行燈」のフレームを制作する |
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「吊り行燈」の膜を切り出す |
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「吊り行燈」のケーブルを引っ張り、引張荷重を計測する |
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ケーブルやフレームにどのような力がかかるのかを、議論する |
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「吊り行燈」に膜をはる |
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「吊り行燈」を樹木に設置する |
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「吊り行燈」完成 説明用のパネルも制作しました |
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甲子園会館ライトアップ時に多くの方々に見ていただきました。 |
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本課題では、ケーブルドーム構造やサスペン・ドーム構造の原理を理解した上で、膜を用いたケーブルドームを、全員の共同作業により手作りで制作します。2月に講評会を予定しており、それに向けて制作に取り組んでいきます。
まずはケーブルと膜に馴染むことを目的として、12月6日(土)7日(日)の甲子園会館ライトアップのために「吊り行燈」を制作することとなりました。全員で議論を重ねながら案を検討し、紙管で作った三角フレームをケーブルで引っ張り、その周りに膜をはり、中に照明を仕込み、上甲子園キャンパス内の樹木に設置して完成しました。甲子園会館ライトアップ当日には、竹林の奥の暗闇に浮かぶ不思議な光の風景が出現し、多くの方々に楽しんでいただきました。
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H26年度 修士1年生後期
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建築設計総合演習 II
第1課題「紙管の建築」第1〜2週 |
2014年9月18日、22日、23日、25日 13:05〜16:20
担当:岡崎教授、杉浦准教授、田川准教授、宇野講師
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紙管の切断・穴あけ部分に墨付け
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床兼土台の合板に紙管の壁を固定するためのホゾを取り付ける |
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紙管をボルトとナットで連結して作成した壁パネルを床に取り付ける |
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1×4材の梁の両端にジョイントパーツを取り付ける |
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壁と小屋フレームが組み上がった段階で補剛方法を検討 |
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屋根膜(高密度ポリエチレン製の透湿防水シート)端部の加工 |
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屋根膜を屋根フレームに取り付ける |
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完成作品 外観 |
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完成作品 内観 |
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建築設計総合演習IIの第1課題では、世界各地から特徴的な風土の土地を各自で選定し、その地域の気候、風土、文化を考慮して、「紙管」を使用した建築を計画します。紙管の建築の用途は各自が自由に設定します。紙管を建築材料として用いることは一般的ではありませんが、加工しやすく環境に優しいなど、建材としての可能性も秘めています。
また各自が設計案にさきがけて、学生全員の共同作業により、紙管の建築のモックアップ(実物大模型)を制作します。この原初的・身体的な体験を通して、紙管という材料と向き合い、従来通りの使用方法に留まらず、新たな建築的可能性を模索し、引き出す能力を鍛えます。
課題説明の後、紙管の建築のモックアップのデザインや構造、制作スケジュールについて打ち合せをしました。今回は紙管を連結してつくった半円形の壁を向かい合わせに建て、その間に3次元曲面の屋根を架けます。9月20日のフィールドワーク、9月22、23、25日の総合演習の時間を使って作業し、屋根膜を透過した淡い光と円弧壁の陰影が特徴的な紙管の小屋が完成しました。
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