武庫川女子大学 建築学科・大学院建築学専攻
武庫川女子大学大学院 建築学専攻修士 1年生
「建築設計総合演習II」
 
H26年度 修士1年生後期
建築設計総合演習 II 
 「膜を用いたケーブルドームの制作」第11週、講評会 新着
2015年2日・3日・9日 13:05〜16:20
担当:柳沢教授、田川准教授、池澤先生、今井先生
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
膜屋根を制作する
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
完成した膜屋根をケーブルドームに被せる
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
ロープで膜屋根をコンプレッションリングに取り付ける
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
障子枠を取り付ける
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
障子紙をはる
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
クレーンでドームを設置する
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
完成作品 内観
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
完成作品 内観
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
完成作品 内観
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
完成作品 外観
 本課題では、膜を用いたケーブルドームを、全員の共同作業により手作りで制作します。 2日、3日ではいよいよ仕上げの作業を行いました。まずはドームを覆う膜の制作に取り組みました。ケーブルを実測して型紙を作り、それに基づき膜を切り出しました。そしてそれらを貼り合せることでドーム状の膜屋根が完成しました。ロープを使って膜とコンプレッションリングとの接合方法を検討しました。また障子枠を制作して紙管壁内に設置していくとともに、障子に紙を貼っていきました。膜をかけたドーム部をクレーンで持ち上げて、紙管壁の上に設置しました。仕上げの調整作業を行い、とうとう作品が完成しました。
 9日は建築設計技術演習Uと合同で講評会を開催しました。まずは完成したケーブルドームの見学会を行いました。その後スライドを用いて、設計や施工のプロセス、構造解析、環境計測、工程表、積算等に関する発表を行いました。ケーブル構造の難しさ、実際の材料を扱う難しさを実感するとともに、完成したドームの美しさを全員で共有することができました。
 
H26年度 修士1年生後期
建築設計総合演習 II 
 「膜を用いたケーブルドームの制作」第8〜10週 新着
2015年1月8日・13日・15日・19日・20日・22日・26日・27日・29日 13:05〜16:20
担当:岡崎教授、柳沢教授、田川准教授、宇野講師
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
ケーブル部分を試作し、全員でひっぱってみる
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
コンプレッションリングを制作する
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
障子案の検討を行う
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
土台を制作する
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
紙管で壁を制作する
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
クレーンを使って、試しにコンプレッションリングを設置してみる
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
コンプレッションリングにケーブルをはり、ドームを制作する
 本課題では、膜を用いたケーブルドームを、全員の共同作業により手作りで制作します。2月に講評会を予定しており、それに向けて取り組んでいます。
 ケーブル部分を試作し、全員でひっぱってみました。なかなかうまく形を出すことができず、ケーブルが弛んでしまう箇所が多く発生しました。全員で問題点を議論し、ケーブル部分の改良を進めました。またケーブル部分を支えるコンプレッションリング、土台、紙管壁、障子等の制作も進めました。連続する紙管壁にコンプレッションリングがうまく設置できるかどうかを確認するために、施工実習室のクレーンを使っての作業も行いました。ケーブル部分の改良案が完成し、コンプレッションリングに取付けました。水準器を使いながらストラットの垂直を出し、ターンバックルで調整して、とうとうケーブルドームが完成しました。現在は、ケーブルドームを実測して、ドームを覆う膜の制作に取り組んでいます。
 
H26年度 修士1年生後期
建築設計総合演習 II 
 「膜を用いたケーブルドームの制作」第5〜7週 新着
2014年12月8日・9日・11日・15日・16日・18日・22日・23日 13:05〜16:20
担当:岡崎教授、柳沢教授、田川准教授、宇野講師
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
ケーブルドームの案の検討を進める
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
どうやって作るのかを議論する
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
試作を進める
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
試作を進める
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
学生が描いた、ケーブルの試作に係る検討メモ
 本課題では、膜を用いたケーブルドームを、全員の共同作業により手作りで制作します。2月に講評会を予定しており、それに向けて取り組んでいきます。
 ライトアップで「吊り行燈」を制作した経験を活かし、ケーブルドームの案を考えていきました。円形平面、三角平面、四角平面などのスタディを行ってきましたが、最終的に星形平面のドームを制作することとなりました。全員で議論しながら、ディテールの方針を決めて図面を制作するとともに、ケーブル部分については、まずは試作により検討を進めることとなりました。
 
H26年度 修士1年生後期
建築設計総合演習 II 
 「膜を用いたケーブルドームの制作」第1〜4週 新着
2014年11月10日・11日・13日・17日・18日・20日・24日・25日・12月1日・2日 13:05〜16:20
担当:岡崎教授、柳沢教授、田川准教授、宇野講師
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
全員で議論を重ねながら案を検討する
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
「吊り行燈」のフレームを制作する
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
「吊り行燈」の膜を切り出す
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
「吊り行燈」のケーブルを引っ張り、引張荷重を計測する
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
ケーブルやフレームにどのような力がかかるのかを、議論する
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
「吊り行燈」に膜をはる
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
「吊り行燈」を樹木に設置する
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
「吊り行燈」完成 説明用のパネルも制作しました
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
甲子園会館ライトアップ時に多くの方々に見ていただきました。
 本課題では、ケーブルドーム構造やサスペン・ドーム構造の原理を理解した上で、膜を用いたケーブルドームを、全員の共同作業により手作りで制作します。2月に講評会を予定しており、それに向けて制作に取り組んでいきます。
 まずはケーブルと膜に馴染むことを目的として、12月6日(土)7日(日)の甲子園会館ライトアップのために「吊り行燈」を制作することとなりました。全員で議論を重ねながら案を検討し、紙管で作った三角フレームをケーブルで引っ張り、その周りに膜をはり、中に照明を仕込み、上甲子園キャンパス内の樹木に設置して完成しました。甲子園会館ライトアップ当日には、竹林の奥の暗闇に浮かぶ不思議な光の風景が出現し、多くの方々に楽しんでいただきました。
 
H26年度 修士1年生後期

建築設計総合演習 II および建築設計技術演習II 
 第1課題「紙管の建築」 合同講評会

2014年11月7日 13:05〜16:20
担当:杉浦准教授、田川准教授、池澤先生、今井先生
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
昨年度に先輩が制作し、屋外に設置されている紙管のゲルを用いた環境測定やモックアップの制作プロセスなどについて発表
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
施工実習室でモックアップについて説明
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
各自の設計案の発表 および 講評の様子
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
原寸に近い詳細模型を用いて設計案を説明
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
原寸に近い詳細模型を用いて設計案を説明
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
学生の作品
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
学生の作品
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
学生の作品

 建築設計総合演習IIおよび建築設計技術演習II 第1課題「紙管の建築」の合同講評会を実施しました。はじめに、学生が紙管の建築のモックアップの制作プロセスや建築費用の積算、紙管の建築の環境計測、紙管の断熱性能実験などについてスライドを用いて発表しました。続いて施工実習室に移動し、モックアップの現物を見ながら説明。その後、講評室に戻り、各自の設計案を発表しました。原寸大の部分模型などを使いながら、各自が選定した用途や敷地に対して、紙管をどのように工夫して用いたかを説明しました。意匠・計画、設備・環境、構造、施工の専門教員から様々なコメントをいただき、与えられた材料の特性をよく理解し、アイデアを絞って多様な用途や環境に対応させることのおもしろさと難しさ、目標とする強度や環境性能を認識し、それを満たす仕様を科学的に計画することの重要さを再認識しました。

 
H26年度 修士1年生後期
建築設計総合演習 II 
 第1課題「紙管の建築」第5〜6週 
2014年10月27日、28日、30日、11月3日、4日 13:05〜16:20
担当:岡崎教授、杉浦准教授、田川准教授、宇野講師、芳谷先生
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
スタディ模型をつくりながら詳細部や部材寸法などを検討
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
模型制作の様子
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
教員との対話を通して、意匠、施工、環境、構造など多面的にチェック
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
教員との対話を通して、意匠、施工、環境、構造など多面的にチェック
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
紙管の断熱性能実験  砂や断熱材を詰めた紙管、何も詰めない紙管、紙管と同型の鋼管の4つの試験体に電球の光を当て、照射された面と裏面の表面温度を計測
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
芳谷先生による手描き透視図の指導

 中間講評会で指摘されたことを考慮しつつ、建築設計技術演習IIと連携して強・用・美の各観点から総合的に検討を重ね、基本計画の見直しおよびディテールの設計を進めました。10月30日には、紙管の断熱性能を確認するための実験を行いました。また、11月3日には、日建設計で透視図を多数手がけられてきた芳谷先生の指導のもと、各自の設計案を手描き透視図で効果的に表現する練習をしました。11月7日には講評会を実施します。

 
H26年度 修士1年生後期
建築設計総合演習 II 
 第1課題「紙管の建築」第3〜4週 
2014年9月29日、30日、10月2日、6日、7日 13:05〜16:20
担当:岡崎教授、杉浦准教授、田川准教授、宇野講師
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
その日の成果の発表・ディスカッションの様子
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
その日の成果の発表・ディスカッションの様子
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
教員との対話を重ね、案を深化させる
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
中間講評会の様子
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
中間講評会の様子

 モックアップの共同制作と並行して、各自で国内外に存在する様々な気候、地形、文化、民俗、風習と生活空間のかかわりについて、文献やインターネットなどで調査し、敷地選定や設計案の検討に取り組みました。毎回の演習の最後には、選定した地域の調査結果、およびそこに建てる紙管の建築の用途やデザインなど各自の計画の進捗状況を発表し、意見交換しました。
 教員との対話を重ね、基本的な方針をほぼ固め、10月7日には中間講評会を実施しました。

 
H26年度 修士1年生後期
建築設計総合演習 II 
 第1課題「紙管の建築」第1〜2週 
2014年9月18日、22日、23日、25日 13:05〜16:20
担当:岡崎教授、杉浦准教授、田川准教授、宇野講師
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
紙管の切断・穴あけ部分に墨付け
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
床兼土台の合板に紙管の壁を固定するためのホゾを取り付ける
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
紙管をボルトとナットで連結して作成した壁パネルを床に取り付ける
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
1×4材の梁の両端にジョイントパーツを取り付ける
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
壁と小屋フレームが組み上がった段階で補剛方法を検討
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
屋根膜(高密度ポリエチレン製の透湿防水シート)端部の加工
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
屋根膜を屋根フレームに取り付ける
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
完成作品 外観
 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
完成作品 内観
 建築設計総合演習IIの第1課題では、世界各地から特徴的な風土の土地を各自で選定し、その地域の気候、風土、文化を考慮して、「紙管」を使用した建築を計画します。紙管の建築の用途は各自が自由に設定します。紙管を建築材料として用いることは一般的ではありませんが、加工しやすく環境に優しいなど、建材としての可能性も秘めています。
 また各自が設計案にさきがけて、学生全員の共同作業により、紙管の建築のモックアップ(実物大模型)を制作します。この原初的・身体的な体験を通して、紙管という材料と向き合い、従来通りの使用方法に留まらず、新たな建築的可能性を模索し、引き出す能力を鍛えます。
 課題説明の後、紙管の建築のモックアップのデザインや構造、制作スケジュールについて打ち合せをしました。今回は紙管を連結してつくった半円形の壁を向かい合わせに建て、その間に3次元曲面の屋根を架けます。9月20日のフィールドワーク、9月22、23、25日の総合演習の時間を使って作業し、屋根膜を透過した淡い光と円弧壁の陰影が特徴的な紙管の小屋が完成しました。  
>>建築学科TOPページ
Copyright 2005-2014 Mukogawa Mowen's University.All rights reserved.
当サイトに掲載されている文章・画像の無断転載を禁じます。