Connect丹波市・武庫川女子大学連携事業「サマースクール」を開催しました。
丹波市・武庫川女子大学連携事業
ひょうご理系女子未来塾「サマースクール」を開催しました。
8月9日(金)、本学と丹波市の連携事業のひとつである、ひょうご理系女子未来塾「サマースクール」を開催いたしました。
3回目を迎えた今回のサマースクールでは、最新のスポーツテクノロジーを楽しく学びながら、大学の雰囲気を体感できるプログラムとなっており、午前中はアシックススポーツミュージアム(神戸市中央区)を見学し、大学の中央キャンパスへ移動。この日はオープンキャンパスを開催しており大学生との交流会も行いました。そして、国登録有形文化財である「旧甲子園ホテル」を見学しました。
丹波市内の中学生15名が参加し、アシックススポーツミュージアムでは、アシックスの歴史とともにスポーツシューズの進化を学びました。オリンピックで活躍した選手のシューズにまつわるこだわりや宇宙で使うシューズの説明に驚きの様子でした。また、LEDライトシステムを利用したスピード体感アトラクションも楽しみました。競技によって必要性が異なるシューズの研究開発・スポーツ工学の分野で、女性研究員がたくさん活躍していることも知ることができました。
中央キャンパスに移動し、ひょうご理系女子未来塾ボランティア学生より本学の魅力を紹介しました。引き続き行われた大学生との交流会では、「受験対策はどうしたらいいですか?」「寮生活はどんな感じ?」「単位って何ですか?」「部活動は何をやっていましたか?」など、たくさんの質問が出ました。学内見学では生活環境学科を訪問し、同じ繊維なのに吸水性が異なるものやスポーツ衣料として使用されている繊維の特質などを実験しました。健康スポーツ棟では、実際に体にマーカーをつけて撮影を行い、動作分析を体感する実験をしました。ケガをしないトレーニング方法や個人にあった健康プログラムの考案などにおけるスポーツ工学の視点を興味深く学びました。その後、上甲子園キャンパス(旧甲子園ホテル)を見学し、「生きた教科書」とされる建築手法について説明を受けました。
参加した生徒たちからは、「いろいろことが知れてよかった」、「大学生の方と交流して関心が深まりました」など、満足した笑顔とともにコメントを寄せていただきました。
ひょうご理系女子未来塾では、様々な活動を通して、理系の進路に興味・関心を広げ進路選択にかかる支援を行っています。詳細は、こちらをご覧ください。