概要
■本専攻について
武庫川女子大学大学院文学研究科臨床心理学専攻では、現代社会におけるこころの問題に取り組むため、心理学およびその近隣領域における高度の専門知識と実践性を兼ね備えた人材の養成を行います。
本専攻は、心理職の国家資格である公認心理師の受験資格に対応した、学部-大学院一貫カリキュラムを2018年度から実施しています。大学院修了後は、大学の学生相談センター、学校、教育研究所、総合教育センター、精神保健センター、児童相談所、少年鑑別所等において、相談員、スクール・カウンセラー、指導員、法務教官などとして、高度の専門性をいかした活躍が期待されます。中には大学教員として研究職に就く人もおり、進路は多彩です。
■アドミッション・ポリシー
本専攻修士課程は「立学の精神」とそれに基づく「教育目標」に賛同し、かつ修了認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)および教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)に定める教育を受けるために必要な、次に掲げる知識・技能・意欲を備えた人を求めます。
- 高度な研究能力および臨床実践能力を養うための基礎学力を有している。
- 学問に対する探究意欲がある。
- 心理学およびその近接領域における高度な専門知識と実践能力を兼ね備えた心理専門職の「公認心理師」として、保健医療、福祉、教育、司法・犯罪、産業・労働分野の臨床現場で社会に貢献しようとする意欲がある研究遂行および臨床実践のための倫理観を有している。
■特長
子どもの心理臨床に力を入れており、発達臨床系の教員が充実しています。臨床系以外に基礎・実験系や福祉系の教員も有しており、幅広く心理学を学ぶことができます。オフィスアワー(週1回)制度があり、この時間帯には専任教員が研究室で待機し、院生からの個別相談に応じています。
■長期履修学生制度
職業を有する等の事情により、年間に履修できる単位数や研究・学習活動に充てられる時間が限られているため、標準修業年限(2年)では大学院の教育課程の履修が困難な学生を対象に、一定の期間(4年以内)にわたり、計画的に教育課程を履修し修了することにより、学位の取得を可能とする制度です。
詳細は武庫川女子大学入試センターのホームページをご覧ください。
■入学状況・在学生
入試区分 | 受験者数 | 入学者数 |
---|---|---|
推薦入試 | 19名 | 11名 |
一般入試 | 18名 | 7名 |
社会人特別選抜 | 2名 | 1名 |
学年 | 女子 | 男子 |
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1年 | 19名 | 0名 |
2年 | 21名 | 1名 |