武庫川女子大学文学部 心理・社会福祉学科 短期大学部 心理・人間関係学科

MUKOGAWA WOMEN’S UNIVERSITY Department of Psychology and Social Welfare Department of Psychology and Human Relations

お知らせ

8月12日 学科ニュース
7月31日(日)に、開催校である本学にて第15回近畿地区大学院心理臨床事例研究会(近臨)が開催されました。
 本研究会は、院生が企画・運営を行い、近畿地区の臨床心理学を専攻している大学院生と教員が集まり、各大学院から1名の院生が自分の受け持っているケースを発表し、そのケースについて考察し検討を行います。今年度の参加校は神戸親和女子大学大学院、梅花女子大学大学院、関西国際大学大学院、龍谷大学大学院、本学大学院の5校で、総勢125名と多くの院生、教員が参加しました。
 研究会は午前に分科会が行われ、院生がそれぞれ希望した分科会へ参加しました。分科会1では、本学の院生が母子並行面接のプレイセラピーの事例発表をし、梅花女子大学大学院の森本美奈子先生にコメンテーターを、分科会2は、神戸親和女子大学大学院の院生がプレイセラピーの事例発表をし、龍谷大学の寺井さち子先生がコメンテーターをされました。また分科会3では、関西国際大学大学院の院生がカウンセリングの事例発表をし、梅花女子大学大学院の岡本智子先生にコメンテーターを、分科会4は、龍谷大学大学院の院生がカウンセリングの事例を発表し、本学大学院の本多修先生がコメンテーターをされました。
 午後の全体会では、参加者全員が1つのケースについて検討を行いました。発表者は梅花女子大学大学院の院生で、カウンセリングの事例発表をし、司会を神戸親和女子大学大学院の大島剛先生、コメンテーターを本学大学院の佐方哲彦先生と龍谷大学大学院の赤田太郎先生がされました。
 事例検討の後、懇親会も開きました。発表者の方々からは「緊張したけど、とても貴重な経験ができ、より一層事例の理解を深めることができた」と話してくれました。他大学院の院生とディスカッションを通して交流し、さまざまな分野の教員のコメントを聞くことできました。これまでとは違った新たな視点や考え方を得ることができ、とても有意義で充実した時間となりました。(文責:近畿地区大学院心理臨床事例研究会担当院生)