ワーク・ライフ・バランスセミナー第2弾『男女ともに ワーク・ライフ・バランスを意識した生活をするには どのようにすればよいか?』を開催しました
2015年3月17日
2月19日(木)大阪教育大学教育学部 准教授の小崎恭弘氏をお招きし、
ワーク・ライフ・バランスセミナーを開催しました。
セミナーは、「ワーク・ライフ・バランスとはなにか?」から始まりました。
聞いたことはあるけれど、内容まではあまり知らないという方も多いのではないでしょうか。
小崎先生は、「ワーク・ライフ・バランスは、まる(円)のイメージ」しかし、「仕事と生活のバランスを50%・50%にすることではありません。大切なのは、割合を自分自身で選ぶこと」と話されていました。
また、ニュースでも毎日のように伝えられている女性の活躍推進については、「女性の社会進出と男性の家庭進出はセットで考える必要がある。」とお話しされました。
しかし、男性の家庭進出も、個人の努力だけでは限界があります。そこで、「イクメン」さらには、「イクボス」が求められています。では、「イクボス」とは何でしょうか?
◆イクボスとは?
現場で共に働く部課・スタッフのワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の両立)を考え、
その人のキャリアと人生を応援しながら、組織の業績も結果を出しつつ、
自らも仕事と私生活を楽しむことができる上司(経営者・管理職)のこと
イクボスは、男性管理職に限らず、女性管理職も同様です。
時代の変化に伴い、求められている「イクボス」ですが、今はまだ、モデルがいない社会だそうです。
最後に小崎先生は、「自分自身がモデルとなり、自分自身が、どう生きるか?を意識しながら生きていくこと」が大切であると伝えておられました。
ワーク・ライフ・バランスとは、仕事をおろそかにすることではなく、ライフステージや環境の変化に伴い、柔軟に仕事と生活の割合を選択していくものであると改めて認識し、「イクボス」という新しい発想が、少しずつ組織や社会の
意識を変えていけるのではないかと、考えさせられる機会となりました。
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