男女共同参画推進課からのお知らせ

　今年度初めてのランチタイムミーティングを開催しました。
「おとなのためのえほんタイム」と題し、絵本専門士の教育学科佐野友恵先生を講師に迎え、読み聞かせをまじえながら絵本の新たな魅力を紹介していただきました。
　佐野先生は、大人は絵本を読む時に文字を追いかけるが子どもは細かい部分まで絵をよく見ていることに触れ、大人にも絵をもっとよく見てその世界を感じてほしい、と話されました。また、柳田邦夫さんの「絵本との出会いは人生で三度。一度目は子どもの頃に大人に読んでもらう時、二度目は大人になって子どもに読んであげる時、そして三度目は人生の課題に向き合う時。」という言葉を紹介され、同じ本でも読者の年齢や状況により捉え方が変わっていくことを教えてくださいました。
　当日は男女あわせて16名の教職員が絵本の世界を堪能。参加者からは「絵本は子どもだけのものだと思っていたので、今日は新たな魅力が発見できた。これからは絵もゆっくりと楽しみたい。」「いつもは読み聞かせをする側だったので、今日は読み聞かせをしていただきリフレッシュできた！」などの声が聞かれました。