バイアス布による始末(落としミシン)(左利き)

裁ち端がほつれないようにバイアステープ(45度)で細く包む方法。
ウール地の裾の折り代の端、裏布がつかない一重仕立てのジャケットなどの縫い代の始末に用いられる。また装飾的に衿やポケットの周囲、衿ぐり、袖ぐりなどにも幅や色、素材などを変えて使われる。

バイアステープの幅を縁どり幅×4+0.5cmとして、縁取り幅の2倍の型紙を中心に置き、幅を伸ばさないように押さえアイロンで内側に折る。

布と中表になるように合わせ、縁どり幅にミシンをかける(第1ミシン)。

裏面の出来上り幅よりやや広く布を折って縫い代を包み込み、アイロンで落ち着かせ待ち針で止める。
表面からバイアステープの際に落としミシンをかける(第2ミシン)。

第1、第2ミシン共に縫い始めと終わりは返しミシンをする。