ホックのつけ方(左利き)

 

ホックはかぎ形になった留め具で、スカートやパンツのベルトには板金製の丈夫なホックを、ワンピースドレスのファスナーの上端や突合せになった衿もとや前あきには、針金製のホックを使用する。
色はシルバー、黒、紺などがあるので、布地の色に合わせて目立たせないものを選ぶとよい。布地の色に合わせた穴かがり糸を用いる。

ベルトにつける場合は持ち出しの無い側にかぎ形をつける。

ホックの所定の位置に、待ち針をホック穴に刺して固定する。
布地をすくいながら(数回はベルト芯まですくう)針をかぎホックの穴にくぐらせる。
糸の輪を下から針先ですくい、糸を通す。糸を引き、輪を引き締める。

間隔をあけずに放射状に糸足をそろえ、縫い終わりは玉どめをする。玉どめは見えないように布地に引き込んでから糸を切る。残りの穴も同じ手順でかがる。