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今回実施された「在学生満足度アンケート調査」の結果については、各学科はもちろんのこと、文学部全体として、評価をしっかり受け止め、授業内容・方法等の改善に取り組まなければなりません。調査の項目は多岐にわたりますので、ここではわれわれ教員がもっとも重視すべき「教員の評価」を取りあげます。
「教員の評価」については8項目ありますが、そのなかで唯一「学問分野の専門家として優れた教員が多い」という項目のみに対し、「とてもあてはまる」、「まああてはまる」とした回答の合計が50%を超えました。これに対し、「授業の進め方や指導法をよく工夫している教員が多い」、「卒業後の進路について適切な助言をくれる」など、授業内容・方法、学生指導・助言については、「とてもあてはまる」、「まああてはまる」とした回答の合計は20〜30%にすぎませんでした。
これら教員評価に関する文学部全体の平均値は、大学全体の平均値と比べると、8項目中5項目において1〜3ポイントほど低いのです。文学部の教員は、学生の皆さんがこのようにきわめて厳しい評価をわれわれに下していることを重くとらえ、授業内容・方法、学生指導・助言の改善に一層努めていきます。
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