環境共生学部
LABORATORY
私たちの身の回りには高分子(ポリマー)を原料とする様々なプラスチック製品があります。日常品だけでなく、工業部品、医療器具や化粧品など幅広い分野で使われており、現代人の生活に欠かすことはできません。その一方で、地球温暖化やマイクロプラスチック問題など環境破壊の主要な原因にもなっています。当研究室では環境負荷の小さいポリマーの開発や評価技術の研究を行い、持続可能社会実現への貢献をめざしています。
3Dプリンターなどで利用されるポリマー粉体は劣化しやすくリサイクル性の向上が課題です。私たちは、ひまし油を原料とするバイオポリマー(ナイロン11)粉体を対象に劣化度を瞬時に診断できる技術を開発します。
乳タンパク(カゼイン)はチーズやヨーグルトなどの乳製品だけでなく、生分解性樹脂としても利用されています。私たちは、核磁気共鳴法を用いてカゼインが凝固する反応を数値化することに成功し、乳製品や工業製品の製造管理に役立てます。
西宮市が面する海や河川にもたくさんのマイクロプラスチックが流れ着いています。これらを詳細に分析することで、マイクロプラスチックの発生源や分布を知ることができます。企業や自治体と協力して海洋汚染対策に貢献します。
FACILITY