QUESTION

よくあるご質問

環境共生学部について
  • どのような人にオススメですか?

    SDGsの達成に貢献したい方、環境分野でグローバルに活躍したい方、イノベーションを起こしたい方、研究力をつけたい方、謎解きや探求が大好きな方、地域に貢献したい方などにオススメします。

  • ムコジョの環境共生学科の学びの特徴は何ですか?

    ・教員や環境問題に積極的に取り組んでいる企業の方々のサポートを受けながら、社会連携プロジェクトなどの実践的な学びを組み立てることで、課題発見力・解決力を養います。また、議論を通じてチームワークの大切さを学びます。
    ・阪神間の通学しやすい甲子園に位置していますが、山、河川、海岸など多彩な自然にアクセスし易い抜群の環境にあります。また、プロジェクト用の自由度の高い専用ルーム、各教員の研究室を備えるなど、"理工系学部"としての学びの環境が充実しています。
    ・学科内に多彩な専門分野の教員が在籍しており、ラボローテーション実習で研究を体験する中で、視野が広がり、自分の進むべき進路を決めることが出来ます。
    ・初年度教育で多彩な領域に触れられるため、教育内容とのミスマッチを避けつつ、自分の関心のある分野を的確に見極め、深く学ぶことができます。
    ・「社会連携プロジェクト」などの必修科目において少人数でのグループワークを行うことで、他者の考え方や価値観を学ぶ機会があります。

  • 2つの系や4つの領域とは何ですか?系や領域に分かれて学ぶのですか?

    「生命・資源応用系分野」は、「生命のしくみと活用法」と「エネルギー・資源・化学物質の利用」の領域から成り、「保全・まちづくり分野」は、「環境保全技術」と「社会や組織のデザイン」の領域で構成されています。これらは科目の分類名です。分野及び領域に分かれて学ぶのではありません。4つの領域の多彩な専門科目からバランスよく科目を選択し、環境にまつわる科学の幅広い知識と視野を身につけます。

  • 興味はありますが、できたばかりの学部学科なので不安です。PR点はありますか?

    できたばかりの学部で学ぶことには一長一短があると思います。長所として、環境共生学科の教員は、大学での教育研究者だけでなく、企業や研究所、公共機関で活躍してきた人材が揃っており、教員の専門性や多様性の幅広さは大きな魅力です。学生は、様々な観点・専門性から学び深めることができ、授業では教員とコミュニケーションを取る機会も多く、学生と教員の距離が非常に近いです。もちろん、教員にとっても模索しながら授業の連続かもしれませんが、試行錯誤そのものが、課題解決で必ず通る道であるため、学生と教員が共に学び成長していける点は、必ずしも欠点ではないと考えています。実績がまだないことは否めませんが、企業を含むすべての組織が環境・サステナビリティ・持続性の観点もふまえて経営するように急速に変化している時代の人材育成の要請に応える意義もあってでできた新学部です。文部科学省の支援を受けて最新の機器が導入され、教育・研究設備が非常に充実しています。学生が様々なアイデアを実際に試す機会にも恵まれており、学びの幅を広げることができます。

  • 動植物が好きではありませんが、大丈夫ですか?

    実験室で物質を扱う化学系や藻類・細菌を扱う応用微生物系の研究室もありますので大丈夫です。野外活動を行う演習などでは、安全への対策と準備を十分に行った上で、最終的には自己判断でどこまで活動するかを考えることになります。例えば、植物採取のための登山をしない代わりに、河川や海岸で藻類や微生物を採取する、採取したサンプルを研究室内で分析することで野外の状況を調査するといった選択肢があります。

  • 文系ですか、理系ですか?

    学科の授業科目で見れば、政策論や経済学などのソーシャルデザインに関する科目群は文系寄り、水質管理や防災などの環境管理技術に関する科目群、再生可能エネルギーや高分子材料や化学分析法などの応用化学に分類される科目群、遺伝子組み換えや分子生物学などの生物工学に分類される科目群は理系寄りと言うことはできますが、社会がかかえる課題に立ち向かうには文理にとらわれず様々な観点が必要です。課題を解決するための基礎理論やツールとして、これらの分野をバランスよく学びます。

  • 文系ですが入学できますか?授業についていけますか?

    環境共生学科では、高校でのいわゆる理系と文系の生徒の両方から学生を募り多様性のあるメンバーでの学びを実施したいと考えているため、例えば、MUKOJO未来教育総合型選抜で受験可能です。 具体的な科目等は、入試案内等をご覧ください。入学前教育や入学後の補習等を通じて、スムーズな学習開始を支援します。1年前期の必修科目では、SDGsの各目標をキーワードに、生物、化学の内容を含む知識を整理するため、ここで追いつくことが可能です。また専門科目の一部は(数学Ⅱ・B)程度の数学を含みますが、目的のためにツールとして使う数学であり、その時に理解し学ぶことも可能です。不安があれば、科目を担当する教員に個別相談することもできます。また、英語が得意な方は、グローバルコミュニケーションの基礎となる2,3年次の「環境英語」4年次の「環境研究英語」TOEIC認定英語での単位認定、など特に多くの科目で有利です。

  • どのような専門分野が学べますか?

    専任教員の専門領域は、地球温暖化対策、環境防災、水質保全、生物多様性、バイオテクノロジー、応用化学など多彩です。

授業科目について
  • 【フィールド・環境施設実習】とは何ですか?

    1年次前期に行う必修の実習演習授業です。人と自然の関係性について話し合うことなどを通じて、グループワークに慣れると共に、地球・自然環境や社会生活に必要な環境関連施設を体感・体験し、体験や課題を共有しながら、自分なりの課題を発見するスタートとする

  • 社会連携プロジェクト】とは何ですか?

    1年次後期から3年次前期に行う必修の演習授業です(後半は科目名が「プロジェクトコミュニケーション」になります)。環境問題に関する各プロジェクト(あるいはテーマ)に取り組み、グループワークを中心に課題発見、課題解決の案を立てていきます。教員は各自の専門も活かして一緒に探求します。企業・行政などとの連携などの展開も目指します。科学技術も解決策に取り入れる工夫を行い、フィールドワークや実験も行います。これらを通して、現実の課題を解決・あるいは持続的に改善する能力を養成します。

  • 【社会連携プロジェクト】では具体的にどのようなプロジェクトを行いますか?

    ・例1:「環境政策」や「気候変動」が専門の教員と、気候変動による生物変化を緩和するプロジェクト。
    ・例2:「微細藻類」や「水圏環境」が専門の教員と、藻類による都市での燃料産生プロジェクト。
    ・例3:「微生物」や「高分子」が専門の教員と、環境を修復する微生物の発見を目指すプロジェクト。
    ・例4:「物質動態」や「ナノテクノロジー」が専門の教員と、大気中の微細プラスチックを調査するプロジェクト。
    (注意:これらはあくまで例です。実際は事前に内容は固定せず、大枠だけ初期設定し、学生主体で教員とも相談しながら進めます。)

  • 【ラボローテーション実習】とは何ですか?

    2年次に、16研究室の中から興味のある研究室を複数選び、研究を体験する選択必修科目です。実際の手技・技術を体験することを通じて、各分野での課題解決の思考法を学びます。

  • 実験科目は何がありますか?何に役立ちますか?

    「基礎実験」では化学、生物学、物理学に関する実験を、「環境技術実験」では環境分析などに関する機器を用いた実験や演習を行います。化学合成、分光分析、クロマトグラフィーなど理工系の各学部で学ぶ実験技術との共通部分も多くあります。これらを通して、環境科学の研究手法に親しみ、環境を知るための技術の基礎が身につきます。

  • 海外留学について教えてください。

    3年次に選択科目として設定する「環境英語演習(留学プログラム)」では、グローバルな社会問題を解決するための国際感覚を養うことを目的としています。アメリカ分校MUSCに約4週間滞在し、現地教員による英語コミュニケーションの授業とともに、地域の自然観察や環境活動についての探究、英語での他学科や地域住民に対しての発表・質疑応答などを行います。

  • 連携企業や団体はどこですか?

    現在、株式会社モンベル、グッドホールディングス株式会社、日本盛株式会社、国立環境研究所などと連携し、実習演習での訪問やパートナーシップを計画しています。

  • 学外でのフィールドワーク等の費用はかかりますか?

    全員が参加する(必修科目の)訪問先は、原則としてバスをチャーターする等で費用を学科負担します。ただし状況によっては現地解散等で一部個人負担になる場合もあります。一方、選択科目での野外活動(例えば、カヤック体験)などについては、交通費、レンタル等の費用は原則個人負担になります。

資格について
  • 取得できる資格【理科の教員免許】について教えてください。

    中学校教諭一種免許状(理科)および高等学校教諭一種免許状(理科)が取得可能です。ただし、学科の卒業要件に必要な単位修得に加えて、教職課程科目を単位修得する必要があります。免許取得希望者は、入学時の説明会に参加してください。

  • 取得できる資格【博物館学芸員】について教えてください。

    博物館学芸員資格が取得可能です。ただし、学科の卒業要件に必要な単位修得に加えて、博物館学芸員課程科目を単位修得する必要があります。資格取得希望者は、入学時の説明会に参加してください。

  • 学科で学んだことが資格試験受験時に役立つ資格を教えてください。

    自然再生士補と危険物取扱者(甲種)については、一部の科目免除や受験資格を得ることが可能です(自然再生士補は本年度中には申請し、遡って認定をもらえる予定)。また、学科での学びが受験時に役立つ資格として、サステナブル経営/CSR検定、バイオ技術者(初級・中級・上級)、環境計量士(濃度関係)、公害防止管理者(水質関係、大気関係)、エネルギー管理士(熱分野)などがあります。

  • 資格は取るべきですか?

    環境共生学科では、自身の進路や就職の目標が明確になってきた段階で、必要に応じて関連資格の取得を目指すことを基本方針としています。ただし上述のように教員免許と学芸員資格については、取得のために追加科目が必要であることから入学時までに方針を考えてください。就職の観点からは、関連資格取得は、希望職種への準備のアピールや就職後の資格手当として役立つ場合もあると思います。しかし、多くの場合、採用で主として評価されるのは、課題解決力、協働する力、コミュニケーション力などのより一般的な能力であると心得て学びを計画していくことを推奨します。

環境共生学部について
  • 就職先はどこですか?学んだことがどのように役立ちますか?

    当学科では生物・化学・地学(<環境科学?)系の教育をコアにして、環境分野の知識を幅広く習得することをモットーにしています。生物・化学・地学系の専門知識を学ぶことで、医療、化学、食品、美容品などの製造業をはじめ、環境測定・分析、エネルギー、遺伝子や細胞を扱うさまざまな産業界への就職が有利になります。さらに、計量士(環境)、気象予報士、公害防止管理者などの国家資格を取得し、サステナビリティコンサルタント、環境保全技術者、SDGs推進担当者などの環境系専門職をめざすことも可能です。学科設置に先立ち2023年に実施した、全業種人事担当への環境共生学部卒の学生に関する採用意向調査では、調査時点において入学定員をはるかに超える507人 (223事業所) の採用意向が集まりました。すべての業種からほぼまんべんなく高い採用意向をいただいております。

  • 大学院はありますか?

    まだありませんが、将来設置予定です。環境分野は様々な研究分野と繋がっているため、本学の薬学・生活環境・食物栄養学などの理系大学院、さらには近隣国公立大学を含む幅広い分野への大学院進学の可能性があります。

ADMISSIONS

武庫女の入試はチャンスがいっぱい。
他学科との併願も可能です。

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