LABORATORY

研究室紹介

保全・まちづくり分野

野生動物生態学研究室
Wildlife Ecology Lab.

当研究室では、野生動物の行動や生活の仕方、体の中の生理的な機能、遺伝子などを調べます。そこから得られた知見を元に、生物の行動や生理に関する新たな発見をしたり、希少な生物の保全方法を考え実践したり、温暖化などの環境変化や化学物質等の汚染に対する生物への影響を調べ問題の解決法を探ります。
研究にはフィールドワークとラボ実験のどちらも必須です。研究テーマによってフィールドとラボに関わる割合が変わります。

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石庭 寛子 准教授

研究内容

① 学院の森「名塩」の生物相調査

西宮市名塩に大学が所有している森林(名塩活動フィールド)を活用し、どのような生物が生息しているのか調査しています。名塩の森林内に生息する動植物を明らかにし、そのデータから科学的に山の管理手法を考え実行します。将来的には地域の人々を対象とした観察会などを通して山の魅力や価値を共有し、山の持続的な保全に向けて社会的な輪を広げることを目指します。
2025年はカメラトラップ調査によってフィールド内には大型・中型の様々な野生動物が生息していることが明らかになりました。これからさらに、植物、鳥類や昆虫類など、他の生物種についても調べていきます。

② 放射性物質が生物及ぼす影響の調査

2011年に起きた福島第一原発事故によって、広大な面積が放射性物質によって汚染されてしまいました。事故後人々は避難しましたが、野生生物はその場に止まりそのままの生活を送っています。放射線を受けながら、野生動物がどのように生活しているのか、どのような影響を受けているのかを調べています。汚染された地域は森林が多いため、森林に生息している小型げっ歯類のアカネズミを対象に、次世代への遺伝的影響や、硬組織試料(歯や骨)を活用した線量評価に関する研究、食性とセシウム蓄積の関係などについて取り組んでいます。
福島原発事故時に積極的に調査協力を申しでてくれたウクライナ(チョルノービリ)の研究者らとも交流し、共同研究を行っています。

FACILITY

ADMISSIONS

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