Q & A


このページでは、主に高校生の皆さん向けに、学科のことを、Q&A形式で説明します。

大学生活環境学科、短大生活造形学科について
大学生活環境学科と短大生活造形学科はどう違いますか?

もちろんまず、大学と短大という違いがありますが、カリキュラムの基本的な考え方は同じで、施設・設備も共通です。修学年限がちがうので、取得できる資格にも若干差があります。学ぶ内容については、生活環境学科では衣と住の両方について総合的に学ぶのに対し、短大生活造形学科では入学時からコースに分かれて、衣か住のどちらかを学びます。

カリキュラムの特徴は何ですか?

講義だけでなく、実際に役立つように、また、本質的な理解や考え方につながるように、自ら体験して学ぶタイプの授業である実習、実験、演習に力をいれています。

専門を生かした就職先にはどんなものがありますか?

ファッション産業、アパレル産業、繊維産業、インテリア産業、住宅産業、建設業などでしょう。

コース名にある「アパレル」って何ですか?

アパレルとは、「服装」とか「装い」という意味で、本来は主には外装のことをさし、下着などは含みません。ただし、現在では衣服全体をアパレルと言っています。アパレルコースでは、衣服、服飾、ファッション、ということに関連した専門を学ぶので、それを総合的に表現する意味で、アパレルコースという名称になっています。

理系の科目もあるようですが...

衣服やインテリア、建築物の材料性質や強度などを考えるためには、化学や物理の素養も必要です。ですから、材料の物理的性質や化学的性質といった理系の科目も学んでいきます。もちろん理系の学部とは違い、理系のことを専門とするわけではありませんので、それほど深く行うわけではありませんが、実験や計算を伴う科目もあります。理系が苦手な人も、自分の専門に関係あることなので、興味を持って取り組めると思います。

「テキスタイルアドバイザー」って何ですか?

繊維やファッションの分野に関する指定された科目を履修することで、卒業時に取得できる資格で、1級と2級があります。正式名称は衣料管理士と言います。詳しくは こちら  を御覧下さい。

大学 生活環境学科について
何を勉強するんですか?

生活環境とは、私たちの身の回りをとりまく、ものや状況のことを指しますが、生活環境学科では、私たちの身の回りにある最も重要な衣と住について総合的に学びます。衣服、インテリア、住居、都市、といった身の回りのことを、連続した生活環境としてとらえ、幅広い視野に立って新しい時代に対応できる、人間性豊かな創造的能力を持った人材の育成をめざしています。

衣だけ、住だけを学ぶことはできますか?

衣と住は、一見関係が薄いように思えますが、衣服や服飾品にしても、インテリアや住居や都市にしても、デザイン・材料・文化・創造・感性という観点からみると多くの共通性があります。生活環境学科では、衣と住の両方を学びますので、衣だけ、住だけを学ぶことにはなりません。ただし、2年生から3コース(生活デザインコース、アパレルコース、建築デザインコース)に分かれて、衣や住の専門性を深めます。何よりもよき生活者として、衣から住の幅広い視野に立つことのできる人材の育成をめざしています。

理系ですか文系ですか?

デザインや文化やそれらの歴史を学ぶといった文系の分野と、材料の物理的性質や化学的性質を学ぶといった理系の分野の両方を学んで行きます。「理系の学科」という訳ではありませんが、専門に必要な理系の分野もやるということです。  衣と住、文系と理系、作る立場と選び使う立場、多様な角度から衣と住をとらえることのできる柔軟で広い視野を持つ人材を育成します。

物理や化学は苦手ですが、入学後大丈夫ですか?

1年次に基礎的な科学の授業を設けて基礎学力を身に付け、科学的に物事を理解する力をつけます。高校までは、自分の専門とは関係なく、ただ物理や化学という科目をやってきたわけですが、生活環境学科の科目は、自分の専門に関係あることなので、理系が苦手な人も興味を持って取り組めると思います。

コース分けはどうやるのですか?希望のコースに必ず入れますか?

コース分けは、本人の希望に沿うように行われ、だいたい本人の志望通りになっていますが、各コースの事情により、収容人数に上限があります。希望者がその上限を越えた場合(極端に志望が片寄っているような場合)は、1年次後期定期試験終了時における成績で選抜する予定です。

コースに分かれると、そのコースの専門科目ばかりをやるのですか?

生活環境学科は、衣から住までを「生活環境」として、総合的に捕らえることをめざしてカリキュラムが作られていますので、コースに分かれてからも、複数のコース共通の科目が多くあります。

建築士の一級と二級と木造の違いは何ですか?

一級建築士が国土交通大臣が与える資格であるのに対して、二級は都道府県知事が与える資格です。一級建築士は、建築物一般(高層ビルも)に関わることができますが、二級建築士は、住宅規模程度の建築物にしか関与できません。なお、二級建築士の受験資格と同時に、木造建築士の受験資格も取得できます。ただし、木造建築士は、大工職の総合的資格という位置づけで、その業務の範囲は二級建築士の中に含まれています。

私も建築士になれますか?

建築士になるには、受験資格を得たのち、国家試験を受験しなくてはなりません。特に一級の試験は難しいのですが、頑張れば可能だと思います。事実、二級建築士の受験資格を取得して生活環境学科を卒業した人で、二級建築士を取得して社会で活躍している人は数多くいますし、建築デザインコースを卒業後、設計事務所で実務経験を積んで一級建築士を取得した人もいます。

短大 生活造形学科について
何を勉強するんですか?

私たちの身の回りにある、生活に重要なものに衣と住がありますが、生活造形学科では、そういった「生活」のことを入学時からコースに分かれ、衣か住のどちらかを学びます。2001年入学生からアパレルコースとインテリアコースの2コースの体制です。アパレルコースは、2000年度まで設置されていた、服飾デザインコースと、テキスタイルアドバイザーコースの2つを統合してできたコースです。

理系ですか文系ですか?

デザインや文化やそれらの歴史を学ぶといった文系の分野と、材料の物理的性質や化学的性質を学ぶといった理系の分野の両方を学んで行きます。「理系の学科」という訳ではありませんが、専門に必要な理系の分野もやるということです。文系と理系、作る立場と選び使う立場、多様な角度から衣や住をとらえることのできる、総合力のある人材を育成します。

私も建築士になれますか?

建築士になるには、短大(大学)で受験資格を取得し、本試験で合格する必要があります。試験は難しいのですが、頑張れば可能だと思います。事実、インテリアコースを卒業した人で、実務経験を積んだ後、二級建築士を取得して社会で活躍している人が何人もいますし、大学・生活環境学科に編入した人で、3年時(卒業後1年目)に合格した人もいます。

大学への編入はどうなっていますか?

短大生活造形学科から、大学生活環境学科への編入試験を、短大在学中の2年生の5月と1月に行う予定です。いずれもそれまでの短大での履修状況の評価(平均点、GPA、科目履修内容、履修科目数など)と、面接試験により合否を決定します。合格すると、原則として生活環境学科3年次に編入となります。募集人数は、生活環境学科に、定員20名の編入枠が確保されています。  編入は、主に生活造形学科の卒業生が対象です。「自分の将来のことをまだ決めていないから、短い修業年限の短大に入っておいて、場合によっては、編入学により4年制大学に進路変更をする。」「大学生活環境学科が第1志望だったけれども入試に失敗したので、まずは短大に入り、いい成績をとって、編入学を目指す。」という道が広がっていることになります。
毎年20名を超える生活造形学科の卒業生が、大学生活環境学科3年に編入学しています。こちら  もご覧下さい。

編入学後、短大でとった単位はどうなるのですか?

編入学者が編入学する前に短大でとった単位の全部または一部は、編入学した学科の単位として認定され、卒業要件の中に算入されます。ただし、上限(3年編入の場合は62単位)があります。また、科目の区分別にも認定できる単位にも上限があり、共通教育科目は20単位、基礎・専門教育科目は52単位です。このことから、編入学が決まった人には、共通教育科目を10単位以上とっておくようにお勧めしています。

3年次への編入学後、2年間で卒業できますか?

大丈夫です。3年次に編入した場合、最初から生活環境学科に入学した人に比べて、3年次最初の段階での取得単位数が少な目にですが、残りの2年で充分卒業単位を充足することが可能です。ただし、当然のことながら、本人の努力が足らなければ、卒業に必要な単位数(124単位)に至らないことはありえます。

編入学した場合、生活環境学科で取得可能な資格の取得は可能ですか?

編入生の場合、自分が所属する学年より下の学年の授業も受けなくてはならない場合があります。そのため、自分の学年で開講されている授業と時間割が重なることがあります。資格に必要な科目の時間割が重なった場合、結果的に卒業時に資格が取得できない場合もあります。ただ、現実には、今までも編入学して、二級建築士や1級テキスタイルアドバイザーといった資格を取得した人も大勢います。

編入学した場合、生活環境学科でのコース所属はどうなりますか?

生活環境学科でのコース分けは、2年次からの予定です。したがって、編入生(3年編入)の場合、既にコース分けが行われたあとに編入学することになります。なるべく希望のコースに所属できるよう配慮はされ、実際にそうなっていますが、必ず希望通りになると約束されているわけではありません。