武庫川女子大学の公式サイト にも、当学科に関係した話題(ニュース)等が紹介されていますのでご覧ください。
以前のTopicsも以下のリンクからご確認いただけます。


2024


生活環境学科の三宅正弘教授が国際セミナーにノーベル経済学賞受賞マートン教授らと出演しました。
2024.6.28

<武庫川女子大学 「ニュース・最新情報」 より転載>

 明治2年に設立され、155年の歴史をもつインターナショナル・クラブである神戸・北野の神戸倶楽部で国際セミナー「AN AFTERNOON OF JAPAN OPTIMISM, KOBE CULTURE AND NOBEL DISCUSSIONS」が開催されました。セミナーには本学生活環境学科の三宅正弘教授をはじめ、ジョン・アルカイヤ氏(ディメンショナル・ジャパンCEO)、ノーベル経済学賞受賞のロバート・C・マートン教授、経済学者のイェスパー・コール氏、一橋大学の本多俊毅教授の5名が出演しました。
 マートン教授は分散投資、イエスパー氏は金融とサイエンスなどのディスカッションを行いました。三宅教授はアルカイヤ氏との対談の中で、神戸の経済がもたらした文化に着目した話題を展開し「ふるさと納税などが消費でなく、地域や教育への投資に向かう仕組みづくりの視点を得ることができた」と語りました。
 (写真3枚目:5人の出演者。前列左が三宅教授)

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生活環境学科の学生6人が作成した絵本が日本インテリアデザイナー協会の学生発表会で入賞しました。
2024.6.26

<武庫川女子大学 「ニュース・最新情報」 より転載>

 日本インテリアデザイナー協会主催の学生発表会が6月1日、HDC神戸で開催され、生活環境学科4年の学生6人(当時3年)が卒業基礎研究で作成した絵本『MIYAMIZUー西宮と酒と宮水』が入賞しました。
 取り組んだのは、水谷 美結さん、出羽 多葉さん、大塚 涼葉さん、玉木 露嶺さん、不老 さな子さん、植原 玲香さん。
 絵本は武庫川女子大学のある西宮市の西宮神社南東一帯から湧き出る宮水と酒造りがテーマ。宮水が発見された歴史をひもとき、宮水と酒蔵の位置関係を地図で示すなど、「西宮と酒と宮水」の関わりを文字とイラストで表現しました。
 指導した生活環境学科の黒田智子教授は「モノづくり、空間づくりに力点を置いた作品が多い中で、絵本という媒体での入選は希少。情報を収集して構成する道筋が評価されたようです。就活の最中に結果をいただけて良かった」と話しています。

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教育学部の吉井美奈子准教授と生活環境学部の末弘由佳理准教授が、特定非営利活動法人「放課後NPOアフタースクール」の教材作成に協力しました。
2024.6.17

<武庫川女子大学 「ニュース・最新情報」 より転載>

 特定非営利活動法人「放課後NPOアフタースクール 」(本部・東京都文京区)が作成する教材に、本学の吉井美奈子教育学部准教授と末弘由佳理准教授が合同で作成しているイラストや動画が活用されました。
 吉井准教授と末弘准教授は、「放課後NPOアフタースクール」が4月30日に作成した家庭科や裁縫の学びを補助する教材「ソーイングチャレンジ プロジェクト ミッションガイド」のイラストや紹介動画の掲載に協力しました。
 「放課後NPOアフタースクール」は、安全で豊かな放課後を日本全国で実現するため、学校施設を活用した放課後の居場所「アフタースクール」の運営のほか、企業・自治体と連携して、全国の放課後の居場所における環境整備や人材育成の支援、体験機会創出等に取り組んでいます。
 吉井准教授は、「本団体は、子どもたちが主体的に過ごせる放課後づくりに取り組んでおり、本学教員が作成した教材が役立った事例となりました。今後も協力・連携をしていく予定です」と話しています。

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生活環境学科まちづくりコースの授業「フィールドデザイン演習Ⅲ」を履修する18人がロゲイニングを企画、開催へ
2024.6.14

<武庫川女子大学 「ニュース・最新情報」 より転載>

 生活環境学科まちづくりコースの授業「フィールドデザイン演習Ⅲ」を履修する3、4年生18人が7月7日、鳴尾周辺でロゲイニングを開催することになり、準備を進めています。授業での学びを活かし、学生が企画から資金集め、広報、運営まですべて自分たちで行います。
 ロゲイニングは街の一定エリアに設定されたチェックポイントを制限時間内に回り、得点を競うスポーツです。今回、エリアは甲子園球場から2キロ圏内に設定し、プレイヤーは大学生に限定。約100人のプレイヤーがグループに分かれ、3時間でエリア内のポイントを回って高得点を目指します。
 フィールドデザイン演習Ⅰ~Ⅲは、まちの調査・分析を通して得られた結果をもとに、地域の課題解決や魅力創出につながる企画・提案を行う授業です。3期の集大成となるⅢでは、毎年、芦屋や武庫川団地などで地域に根差したイベントを行っていますが、今回のように街歩き型のイベントは初めてです。
 テーマは「出会い」。大学生の多い西宮市の特色を生かし、大学生同士の出会いを創出するとともに、西宮の名所やきらりと光る店と出会うことで、大学生と街がつながるきっかけを作るのが狙いです。
 学生たちは4つの担当チームに分かれ、自分たちでデザインしたチラシやポスターを手に西宮市内の大学を回って参加を呼びかけたり、協賛企業を探して費用を調達したり。コンテンツを考えるチームは、地図をにらみながら、チェックポイントと課題、獲得ポイントを検討。「浜辺のライオン岩の前でライオンのポーズをとる」「公園で他のチームと大縄跳びをする」など、設定した課題をプレイヤーがこなすと、課題に応じた得点が加算されます。
 7月7日12時30分、武庫女ステーションキャンパスレクチャールームで開会式を行い、13時にロゲイニングをスタートします。7月3日まで参加者を募集中。参加費無料。InstagramやTickTokでも随時情報をアップして周知を図っています。
 統括チームの山手希紗さんは「日ごろは気付いていない魅力ある店や場所が身近にたくさんあるはず。地図を見ながらそうした場所を仲間と一緒に訪れて、楽しみながらヒト、モノ、コトに出会ってほしい」と話します。チラシを作った広報・告知チームの一人、池上陽菜さんは「多様な出会いやつながりをカラフルなパズルで表しました。青空と手描きの白い文字で青春っぽさを出しています」と話しています。

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「オールド化するニュータウン」をテーマに生活環境学部の三好庸隆教授が川西市で講演しました。
2024.5.31

<武庫川女子大学 「ニュース・最新情報」 より転載>

 生活環境学部長の三好庸隆教授が5月17日、兵庫県川西市からの要請で、市職員を対象に「オールド化するニュータウンをどう考える?-その現況と今後の展望」と題し、講演しました。
 三好教授は昨年末に『オールドニュータウンを活かす!―理想都市の系譜から多様な暮らし方の実現へ』(大阪大学出版会)を出版。団地の老朽化や空き家の増加が社会問題となる中、「オールドニュータウンを活かす」という発想が地方自治体やまちづくり団体等の間で話題を呼んでいます。
 川西市には、高度経済成長期に造られたニュータウンが多くあり、人口の約4割が居住しています。そのニュータウンの幾つかがオールド化の兆しを示しており、対策として、市を挙げた新たな取り組みが検討されており、今回の講演につながりました。

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生活環境学科・生活造形学科の学生が学外ファッションショーで衣装製作などのボランティアに参加しました。
2024.5.30

<武庫川女子大学 「ニュース・最新情報」 より転載>

 生活環境学科の片岡舞優さん(3年)、村下友風さん(3年)、吉元美夏さん(2年)、生活造形学科の久米凜菜さん(2年)、佐栁舞音さん(2年)が5月5日に芦屋市で開催された一般社団法人カワイク介護主催「UNIVERSAL KAWAII」のファッションショー「MAKE OVER MAGIC」(会場:芦屋モノリス)にボランティアとして参加。衣装製作・ドレスリメイク・ショー当日の着付けなどを行いました。
 イベントは、「芦屋からカワイイ×オシャレは世界を救う」をコンセプトに、「介護×障がい×LGBTなど多様な社会をカワイイから相互理解する」ことを目的として開催されました。ファッションショーをはじめ、ユニバーサルデザインに関する展示・体験・販売など内容も多彩。本学の卒業生である一般社団法人カワイク介護代表理事・楠本あやさんより鳴松会に協力依頼があり、社会連携推進センターを通し、生活環境学科・生活造形学科の学生と山本泉幹事教授がファッションショーのボランティアに参加することになりました。
 参加学生の片岡さん、吉元さんは「初めての経験や時間の制約もありましたが、楽しんで製作できました。ショー当日は、初めて間近で見るプロのメイクやヘアアーティストの方々のお仕事、ショー直前のバタバタや緊張感、モデルさんとの対話など、貴重な経験をたくさんさせていただきました。モデルのみなさんはメイク・衣装・ヘアが完成していく度にすごくうれしそうでした。ショーをご覧になるご家族の方々もとても良い笑顔で、こんなにたくさんのすてきな笑顔に出会えるイベントに携わることができてうれしく思いました。あの日、あの時間、あの空間にしかない独特の空気を感じられたことは大変貴重な経験です。この経験を忘れずに、今後にもつなげていきたいです」と語っています。
 なおこの様子は、5月6日の読売新聞紙面と読売新聞オンラインに掲載されました。

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生活環境学科の北村ゼミの3年生が照明学会関西支部学生照明デザイン競技に入賞しました。
2024.1.19

 照明学会関西支部2023年学生照明デザイン競技において,生活環境学科・北村研究室3年生が卒業基礎演習で制作した作品を応募し,2名が受賞しました。

 優秀賞 具志堅 美輝さん(環境デザインコース3年)
 入選  松本 真美さん(建築デザインコース3年)

 一般社団法人照明学会関西支部 2023年 学生照明デザイン競技 受賞作品

 公募テーマは「主張する光」で,27件の応募作品の中から,ユニークなコンセプトと点灯した照明器具が調和する空間があることに説得力を持つ作品が評価されました。
 具志堅さんの「Time passes so slowly」は,和の美意識をテーマとした手毬のような形状の作品で,円と正三角形の重ね合わせから七宝のような光のパターンを浮かび上がらせ,意匠性の高さが評価されて優秀賞に輝きました。
 松本さんの「永花 -eika-」は,ドライフラワーから着想をを得た作品で,内部の光源から緑色やピンク色のレジンを透過した光とそれを包む白い光のバランスが美しく,さらにLEDを調光調色することで様々に楽しめる仕掛けが評価されて入選を果たしました。

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学生がデザインしたキャラクター「パッチ」と「ミーゴ」が豊中市内各所でスポーツ振興に乗り出しました。
2024.5.1

<武庫川女子大学 「ニュース・最新情報」 より転載>

 生活環境学科伊丹ゼミ4年、笹井愛未さんがデザインした豊中市立グリーンスポーツセンター生まれのキャラクター「パッチ」と「ミーゴ」が完成。このほど、豊中市内各所で愛らしい2体がイベント等で活躍を始めました。笹井さんは昨年、芦屋市の魅力をPRするオリジナル絵本の中で桜の妖精等をデザインした”キャラクターづくりの達人”。「武庫女発」のキャラクターが地域活性に貢献しています。
 伊丹研究室では、2020年から豊中市立グリーンスポーツセンターを「みんなで作り、楽しく体を動かせる広場」にするためのサポートを行ってきました。同センターのユニークな取り組みを他のスポーツ施設にも展開し、身体を動かす楽しみを広げるため、新しいキャラクターを創作して活用することにしました。
 近くを流れる神崎川など地域性を考慮し、笹井さんは水滴をアレンジした複数の「水の妖精」のデザインを試みましたが、デザイン選びは難航。そこで、センターのシンボルツリーであるエノキの木をモチーフに加え、木の葉や実を着衣や頭巾に取り入れてワークショップ等で意見を聞いたところ、大好評。頬を赤くするなど調整を重ね、カラフルで可愛らしい二人の妖精が生まれました。
 葉っぱの頭巾をかぶり、活発で体を動かすことが大好きな「パッチ」と、エノキの実の頭巾をかぶり、温厚でいろいろな人と遊ぶことが大好きな「ミーゴ」。二人は神崎川で生まれ、グリーンスポーツセンターのエノキの木を住処とする妖精という設定です。今年1月にはキャラクターのシルエットを絵馬にして来場者に願いごとを書いてもらったり、キャラクターの顔のパーツを作って福笑いで遊んだり。センター内の交流拠点「みつぼの花」の入口には、パッチとミーゴの顔の輪郭が描かれ、人気のphotoスポットになっています。
 笹井さんをサポートし、二次元のキャラクターを三次元のぬいぐるみに進化させたのは岡本真由子助手と夛田尭世助手(当時)。岡本助手は芦屋の絵本プロジェクトでも、桜の妖精などをキーホルダーや積み木等のグッズに展開しました。
 岡本助手は「笹井さんのイラストには人を惹きつける魅力があります。みんなに愛されるキャラクターを作ろう!という目標から始まったプロジェクトでしたが、その目標通り、施設の管理者や利用者の間で人気者になっています。キャラクターが愛されることで、これからどのような変化が起きるのか、楽しみにしています」と話しています。
 笹井さんは小さいころから絵を描くのが好きで、小学生のとき、クラスのキャラクターを作ったのがキャラクターづくりの一歩だったそう。「将来は自分らしい方法でまちづくりに関わりたい」と言い、「パッチとミーゴが、豊中市内の身体を動かして楽しめる場所に登場することで、スポーツを楽しむきっかけを作っていきたい」と話しています。

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教育研究誌『生活環境学研究』11号 が武庫川女子大学リポジトリに登録されました。
2024.4.30

 『生活環境学研究』は,生活環境学科・生活造形学科の教育に関わる教員及び学生の教育研究成果や,日頃の活動を紹介する事を目的に発刊しています。研究報告・実践報告・調査報告をはじめとした査読論文,学科教育活動報告する論説・報告や,学生の卒業研究の要旨で構成されている冊子で,11号からは電子媒体のみで発行しています。
本文はこちらからご覧いただけます。

【論文】
大坪明:H.マイヤーの第一次世界大戦中から直後の仕事に関する一考察 ―クルップ社の団地からフライドルフへ―

【論説・報告】
黒田智子:デザインの「遺伝子」をめぐる試論 『座るための機械』から『休息のための機械』へ

竹本由美子:日本の伝統技術から繊維・アパレル産業の未来を考える  ―「被服学総合演習I」の報告―

岡本真由子,鎌田誠史,合田昌宏:産官学連携におけるまちづくりワークショップの実践記録 ―芦屋市茶屋さくら通りを対象として―

玉井香里:デジタルツールを活用した大学と専門学校での教育 ―BIM・建築ビジュアライゼーション・VR・メタバース―

教育研究誌『生活環境学研究』11号 目次

生活環境学科の学生10人がインテリアコーディネーター資格試験に合格しました。
2024.4.12

<武庫川女子大学 「ニュース・最新情報」 より転載>

 生活環境学科の学生10人が、2023年度のインテリアコーディネーター資格試験に合格しました。
 公益社団法人インテリア産業協会が実施する、快適な住まい空間のための専門知識を幅広く問う試験で、一次試験(学科科目)と二次試験(論文・プレゼンテーション科目)があります。今回の合格者は2,034人で合格率は24.9%という狭き門でした。
 合格者は次の通りです。(2024年3月時点の所属学年)

生活環境学科
生活デザインコース 2年 片平柚葉さん
環境デザインコース 3年 石橋あいりさん、具志堅美輝さん
建築デザインコース 3年 高木晴代さん、濱中璃美花さん
         2年 阿江南実さん、辻本絢音さん
他3名
 合格者のうち、片平さんは資格取得のきっかけについて「この学科で学んでいることを生かせる資格であり、就職活動などでも役立つのではないかと考え、挑戦してみようと思いました」と話しました。
 また合格者10人は、本学のインテリアコーディネーター試験対策講座を受講しており、高木さんは「特に毎週の講座で実施される小テストを頑張りました。移動中もアプリの一問一答をして対策しました。独学だとこのような機会が無いため、きっと意欲的な勉強を続けられなかったのではないかと思います」と話しました。
 具志堅さんは、資格取得を目指す後輩たちに「勉強期間の長さからモチベーションを維持するのが難しくなる期間もあると思います。自分でどのようにしたら勉強できるのかを考えて、コツコツと頑張れば絶対合格できると思うので頑張ってください」とエールを送りました。

生活環境学科の学生のアイデアを取り入れた打出教育文化センター(芦屋市)がリニューアル。学生が制作したイメージキャラクター「うちもん」もお目見えしました。
2024.4.11

<武庫川女子大学 「ニュース・最新情報」 より転載>

 生活環境学科の学生たちのアイデアを取り入れた芦屋市の打出教育文化センター「うちぶん」と打出公園が4月1日、リニューアルオープン。オープニングイベントで、学生がデザインしたイメージキャラクター「うちもん」や、リニューアルを目指して取り組んだ学生たちのプロジェクトの活動記録を展示しました。
 通称「おさる公園」と呼ばれる打出公園と、打出教育文化センター「うちぶん」を芦屋市が一体として再整備する計画にあたり、生活環境学科まちづくりコースでは、「フィールドデザイン演習Ⅲ」(2022年度前期)の授業で、『うちぶん×ムコジョ「みんなでつくろう!まちのいばしょ」』プロジェクトを立ち上げました。リニューアルする「うちぶん」が「あらゆる世代の人にとっての居場所」となることを目標に、共用エリアや貸室の再整備に向けたアイデアを出し合い、2 回の市民ワークショップと参加型イベントを通して、芦屋市に対して5 つの提案を行いました。また、八束伶奈さん(当時、生活環境学科2年)が打ち出の小槌と「猿の檻のある公園」として親しまれた打出公園の伝承を取り入れたイメージキャラクター「うちもん」をデザインしました。
 学生たちの提案の中から実現したアイデアは① シェアキッチンの導入(災害時の非常食づくりや食の教育を通じた多世代交流の推進)② イメージキャラクター「うちもん」を活用したPR③貸室や図書館の利用ルールの変更(本を館外でも閲覧可能にしたり、飲食を一部可能にしたり、柔軟なルールに変更)④ 打出公園の伝承”猿の檻”を継承するギャラリーの設置⑤ 打出公園に、飛び出し注意の看板設置。
 このうち、飛び出し注意の看板は、芦屋市出身の小説家・村上春樹さんのデビュー作「風の歌を聴け」に出てくる一場面(「僕」と「鼠」が打出公園に車を突っ込み、檻の中の猿が驚くというシーン)をイメージしています。
 オープニングイベントでは、「うちもん」を描いたエコバッグや缶バッジが来場者に配られ、早くも「うちもん」がPR効果を発揮していました。
 「うちもん」をデザインした八束さんは、「デザインしたキャラクターを看板やチラシ、ノベルティなどに使用いただき、信じられないような嬉しい気持ちでいっぱいです。これからもキャラクターを活用いただき、地域の人に愛されるうちぶんになっていってほしいと思います」と話しています。
 授業を担当した伊丹康二准教授は「学生が、多くの市民や関係者と話し合いながら練り上げた提案を、芦屋市が、一部条例を改正してまで実現いただいたことに感謝しています。新しくなった「うちぶん」が、これまで以上に多くの地域の皆様に愛され、地域の交流拠点として発展することを願っています」と話しています。

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