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2023


2022年11月12日に開催されたJID(日本インテリアデザイナー協会)デザイン学生シンポジウム2022「輝く未来につながるデザイン」の学生部門に、生活環境学科1年生4名が参加し、特別賞を受けました。
2023.08.04

 2022年11月12日に開催されたJID(日本インテリアデザイナー協会)デザイン学生シンポジウム2022「輝く未来につながるデザイン」の学生部門に、生活環境学科1年生4名が参加し、特別賞を受けました。池内彩奈さん、大田成美さん、村上可奈さん、米谷萌花さんです。例年、学生の受賞は『生活環境学研究』の「学科活動報告」に掲載されますが、今年度より紙媒体の冊子がなくなり、リポジトリに一本化することになりました。編集業務上、ちょうど端境期の受賞だったため、少し遅れてのHPアップとなりました。
 JIDのシンポジウムに本学は初参加、しかも発表は1年生です。入学してすぐ受講する前期授業「基礎造形実習」の課題作品のプレゼンテーションでした。したがって、いきなりの高い評価に驚いています。斎藤 俊二氏(JCD関西支部、株式会社スペース クリエイティブ事業部長)、岩尾 美穂氏(USD-O会長、パースティック協会理事、オフィスいろどり代表)、中村 孝之氏(JASIS関西支部長、生活空間研究室 代表 、JIPAK 理事)が講評されました。課題の意図を汲み取っての評価であったことも、うれしいことでした。
 この授業は、デザインプロセスを一通り経験することを通じて、2年生のコース分け以降に取り組む設計やデザインの基礎を、理解し身に着けることを目標にしています。今回プレゼンテーションした課題は、以下のような内容になっています。
 私たちの身近に日々目にする野菜や果物にも、はっとするような生き生きとした魅力、つまり、「生命感」があります。その「生命感」をもった立体空間を提案します。空間を訪れる人を、生き生きとした雰囲気に包み込むように、まず「生命感」が野菜・果物のどんな特徴によるのかを探り、抽象化して取り出します。それらを、基本的な造形手法を段階的に用いて再構築し、立体空間として完成させます。素材は、キッチンや浴室などにある見慣れた安価なものとし、そこに新しい表情を与えるために工夫してもらいます。また、近代のアーティスト・建築家・デザイナーの手法に対して、自分だったらどうするか、というところから独創性についての気づきを得ます。さらに、言語化と形態表現の間を無意識のうちに行き来することで表現力を鍛えます。100人いたら100通りの可能性に満ちた独創性がありますので、自分が面白いと感じるのはプロセスのどの段階なのかに気づいてもらえたら、と思います。
 授業では、作品と共にコンセプトシートを作成しますが、今回のプレゼンテーションには、Power Pointを用いて自分なりにアピール点を工夫してもらいました。機会をくださった酒井コウジ先生(日本インテリアデザイナー協会 国際担当理事)一緒にご指導くださった非常勤講師・吉本光繪先生(吉本剛建築研究室)にこの場を借りて、感謝申し上げます。

                   

池内彩菜さんの作品                    大田成美さんの作品                    村上可奈さんの作品                    米谷萌花さんの作品

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生活環境学科、生活造形学科の学生有志が西日本最大のクリーニング展示会である「クリーンフェスタHYOGO」の公開セミナーでプレゼンテーションを行いました。
2023.07.29

 生活環境学科、生活造形学科で被服学、アパレルを学んでいる学生の有志6名が兵庫県クリーニング生活衛生同業組合主催のクーニング展示会「クリーンフェスタHYOGO」の公開セミナーでグリーニング業界関係者に対してプレゼンテーションを行いました。「クリーンフェスタHYOGO」は西日本最大のクリーニング展示会で、衣類のクリーニングの関連機器や薬剤、サービスなどの展示や商談が行われるイベントです。2023年7月27日~29日まで神戸サンボーホールで開催されていました。その最終日である7月29日(土)の13時50分から45分間、『学生世代とその親世代が服を「取得し所有し手放す」際の意識・実態調査と、クリーニング業界ができること』と題したプレゼンテーションを行いました。学生世代やその親世代がファッションの中古品やC to Cに対してどのようなイメージを持ち、そしてどのような意識とプロセスで服を取得し、所有し、そして手放すのかを学生およびその親世代を対象にアンケート調査し、その結果をまとめ、業界への提言も加えて発表しました。
 本学科では同イベントにこれまでも2回参加しており、リメイク服によるファッションショーや企画提言の発表などを行ってきました。その詳細は、本学科が発行する教育・研究誌「生活環境学研究」にも掲載されています。

                   

2018年と2019年のクリーンフェスタHYOGOでの活動の詳細(生活環境学研究 No.7 2019)

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生活環境学科まちづくりコースの学生 たち が 芦屋市で 「七夕飾りワークショップ」を開催。髙島崚輔市長も参加しました。
2023.07.05

<武庫川女子大学 「ニュース・最新情報」 より転載>

 武庫川女子大学生活環境学科まちづくりコース3年の学生10人 が 7月2日、兵庫県芦屋市の「茶屋さくら通り」とその周辺で開催中の「茶屋七夕フェスタ」で 「七夕飾りワークショップ」を開催しました。

「茶屋七夕フェスタ」は地域活性化を目指す「芦屋市茶屋さくら通り周辺官民連携プラットフォーム構築」の事業として、茶屋之町自治会、茶屋さくら通り事業者会、芦屋市で作る「茶屋さくら通り協議会」が主催、武庫川女子大学が共催し、7月1日から7日まで実施するものです。

「フィールドデザイン演習Ⅲ」を履修している3年生10人が授業の一環としてチームに分かれ、「七夕飾りワークショップ」「アンケート」「オリジナル絵本」の3種のプロジェクトに取り組みました。「七夕飾り」はカラフルなスタンプやセロハンで装飾した桜のカードに願い事を書き、桜の古木に飾り付けて七夕ムードを表現。アンケートは「芦屋市の好きなところ」を一言ずつ桜型のカードに書いて、大判の模造紙に描いた桜の枝に貼り付けて”満開”に。オリジナル絵本『さくらまちとミライ』は、学生二人が原画からストーリーまですべて手作りしました。芦屋市に住む「ミライ君」が5人の桜の妖精と出会い、芦屋市の魅力を発見する物語です。

会場となった「デコルテstudio」では、芦屋市の髙島崚輔市長も参加し、学生といっしょに七夕飾りを作りました。高島市長は学生たちのワークショップ作品を熱心に見学したり、説明を聞いて質問したり、学生たちと和やかに交流。この日だけで会場には約120人が来場する大盛況となりました。作品は7日まで茶屋さくら通りの桜の木に展示されています。学生たちは事前に地域の子どもたちとワークショップを行ってまちづくり絵本を作成したり、キャラクターグッズを作成したり。単発のイベントにとどまらず、まちづくりにつながる息の長い活動を目指しています。
7月7日まで、芦屋市の茶屋さくら通りとその周辺で「七夕の回廊」を楽しむことができます。

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「大学連携住宅設計課題合同講評会」で生活環境学科建築コース2年生6人が受賞しました。
2023.04.11

<武庫川女子大学 「ニュース・最新情報」 より転載>

 建築を学ぶ兵庫県内の学生が住宅の設計課題の成果を発表する「大学連携住宅設計課題合同講評会」が3月19日、神戸サンボーホール大展示場で開催されました。兵庫県内の建築系コースのある5大学の2年生を中心に54人が参加。5大学の教員が合同でレビューし、本学生活環境学部生活環境学科から、岡田真奈さんが最優秀賞に選ばれたのをはじめ、6人が受賞しました(いずれも建築デザインコース2年生=当時)。前野ふらのさんは優秀賞と志柿賞をダブル受賞しました。受賞者は下記のとおり。

最優秀賞:岡田真奈さん
優秀賞:前野ふらのさん
奨励賞:岩下菜摘さん
奨励賞:高木晴代さん
関西学院大学賞:島袋真衣さん
神戸芸術工科大学賞:中川貴世さん
志柿賞:前野ふらのさん

指導した生活環境学科の岩田章吾教授は、建築コースの教育方針について「各学生のvisionを活かしながら生活者の立場で住まいを丁寧に考えること」とし、「受賞は各学生の才能と努力のたまものですが、私達の教育方針が作品に良い影響を与えたのであれば存外の喜びです」と話しています。

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