学生の声


このページでは、生活環境学科と生活造形学科の教育や研究、教員についての学生の声を掲載しています。

※2019年度入学生までの学生の声を掲載しており、コース名称も(旧)をつけて表示しています。
※学生が教職員に対して話してくれた内容を、教員がまとめているため、学生の話した言葉や寄せてくれた文章そのものではないことをご了承下さい。

大学 生活環境学科
(旧)アパレルコース

アパレルに関する専門知識や技能を身につけるための学びはもちろんですが、特に私を大きく成長させてくれたのは、文化祭に行われたファッションショー。テーマに合わせて自由にイメージを膨らませてデザイン。そしてその服に身を包み、ステージでパーフォーマンスを披露するという目標に向かって、みんなで作り上げていくことすべてが、貴重な体験でした。

(3年在学時の声)

アパレルの資格に関連した授業が多い上に、資格対策の講座もあるので、早い段階から資格取得を目標に勉強することができ、色彩検定の1級に合格しました。次は繊維製品品質管理士(TES) に挑戦します。アパレルだけでなく、住生活やインテリアも学べるので、衣服と生活という広い視野をいかして、将来は自分のブランドを持ちたいです。

(3年在学時の声)

実習では服づくりの基本やコツなどが学べ、繊維系の授業や実験によって服の素材選びがよく考えられるようになりました。授業以外でも文化祭のファッションショーに向けた作品づくりなどのために、友達と一緒に大学で長い時間過ごしています。

(3年在学時の声)

衣服の外観だけでなく、快適性や機能性など、消費性能についても知ることができ、今までの衣服に対する考え方が変わりました。2年間にわたって参加した文化祭のファッションショーでは、実習で身につけた技術を発揮することができました。

(3年在学時の声)

私は高校生の頃から色彩学に興味があり、また洋服が好きなこともあり、この学科に入りました。授業で、最近のファッション産業は個性化が進み、繊維製品も多様化し、流行のサイクルはとても早くなり、そのために消費者からの苦情は絶えないということを学びました。私も服を購入して一度洗濯しただけで型くずれしてしまった経験があります。これからもどんどん多様化するファッション産業には、テキスタイルアドバイザー  はとても重要な存在であると思いました。

(3年在学時の声)

卒論では皮革の洗濯について取り組みました。私が皮革に興味を持ったきっかけは、友人の革のジャケットが購入後すぐにボロボロになってしまったことを、繊維製品品質管理士(TES) の大先輩(私がTESの試験に合格したときにお世話になりました)に相談した時に紹介していただいた皮革の専門家による講習を受けたことです。また、2年次に開講された、洗浄をテーマとする「界面科学」がとても好きで、この授業をきっかけに繊維や洗濯のミクロの世界に興味がわいたことがTESへの挑戦にもつながっています。就職先もクリーニング業界最大手の会社に決まり、学生時代に勉強したことを生かせればと思っています。

(4年在学時の声)

3年の後期が終わってから、学外実習に行きました。その実習ではアパレルや繊維の素材メーカーに行った友人もいるのですが、私は県の消費者センターで実習をしました。大学の教室の中で受ける授業とは全く異なり、わずか5日という短い期間でしたが、多くの教養が身に付いたと思います。実習の初日は、衣料品研究会に参加させていただいきました。それまで私は衣料品の苦情処理について、紙の上でしか見たことがありませんでしたが、実物を見て実際に検討することができて、すごくよくわかりました。また、そこにはクリーニング組合の方も来られていて、クリーニング店の立場、主婦の立場、苦情相談を受けるセンターの立場で、それぞれ意見が交わされて興味深かったです。

(4年在学時の声)

入学当初、文系出身の私は、「文理融合型」の授業についていけるかどうか不安でした。しかし、基礎から学ぶカリキュラムのおかげで、その不安は解消。また、授業を通じて将来は服飾に関する仕事につきたいと思うようになったこと、「色彩学」などの授業がきっかけで色彩検定2級を取得したことなど、生活環境学科は、目標をみつけ、ステップアップできる環境を私に与えてくれました。

(4年在学時の声)

附属高校から進学しましたが、洋裁が得意で、アパレルの道に進みたいと考えて生活環境学科を選びました。でも実際は、洋裁よりも実験が多く、どんどん実験に引き込まれていきました。実験は新しい発見ばかりでとても楽しかったです。4年の時は、研究室に入りびたりで卒業研究を行いました。今まで取得した資格の中で一番うれしかったのは、繊維製品品質管理士(TES) です。卒業後は、他大学の大学院に進学します。

(4年在学時の声)

(旧)生活デザインコース

デザインに興味があり、高校は美術科で平面デザインを勉強。大学では、インテリアを学びたいと感性を磨きつつ、理論的なことも学んでいます。

(3年在学時の声)

ファッション、建物、まち(街・町)・・・欲張りなことに、そのすべてに興味があって勉強してみたかった私が、たった一つ見つけた理想の進学先、それが武庫川女子大学の生活環境学科・生活デザインコースでした。受講科目はおもしろいものばかりです。学びを通して、ファッション業界や住宅業界に興味が出てきました。できれば将来は、衣と住を総合的に見ることができる仕事がしたいですね。

(3年在学時の声)

初めての設計実習では、有名デザイナーがデザインした椅子を選び、それに合う部屋を設計しました。利用する人の気持ちを考えながら、細かいところにまでこだわったデザインをすることができました。

(3年在学時の声)

こんな家に住みたいという住宅を自分で設計して模型を作る授業では、通学中や帰宅後も常に課題のことを考えていたほど夢中になれました。制作や実習の授業が多いので、やりがいを強く感じることができ、張りのある学生生活を送っています。

(3年在学時の声)

この学科は、服飾関連はもちろん建築関連の授業も充実しています。服飾だけではなく建築にも興味があったので、入学前から楽しみにしていました。期待通り、古いビルの様式や現代建築家たちの個性の違いなどが学べ、建築と服飾が相互に関係し合いながら変遷してきていることも理解できました。また、デザインだけでなく素材にも専門的な知識の裏付けが得られて、多面的な視点で服を評価できるようになりました。

(3年在学時の声)

私はどちらかというと、二級建築士の受験資格の取得を目指しているので、入学当初は住環境系の科目を中心に履修しようと考えていました。しかし、よく考えてみると住環境といっても幅が広く、建築デザインもあれば、室内の環境もあります。インテリアにはカーテンやカーペットなど繊維製品も多く、住環境もテキスタイルと深く関わっています。テキスタイルアドバイザー  は、テキスタイルを総合的に学ぶことで、より幅広い視点で住環境をとらえることができると思いますので、二級建築士の受験資格だけでなく、テキスタイルアドバイザー資格も取得しようと思っています。大変でしょうが、頑張ってきたことが卒業時に自分の自信につながると思います。

(3年在学時の声)

服飾系と建築・インテリア系を幅広く学べ、様々な知識や技術が得られます。広い視野を持って学ぶことで、興味が持てる科目が増えました。

(3年在学時の声)

(旧)建築デザインコース

3つのコースはどれも魅力的に思い迷いましたが、図面を描いたり、紙でオブジェを作ったりする面白さを知り、建築デザインコースを選びました。今は和洋の住まいを設計するなど、クリーエーティブな作業に打ち込むことができ、とても充実した毎日です。

(3年在学時の声)

図面などの作品を提出する授業が多く、忙しく感じることもありますが、やりがいを持っています。また、学外の展示会にも作品を出品し、充実した毎日を送っています。興味のあることを積極的に行動に移すことが学生生活の秘訣だと思います。

(3年在学時の声)

建築デザインコースでは、人の生活などのソフトな面に重点を置きながら、建築を学べるのが魅力です。設計や実験などの体験型授業が多く、どれも興味深い授業なので、勉強が楽しいと思えるようになりました。大学は私にとって大好きな場所です!

(3年在学時の声)

工学部の建築学科よりも、生活や人に近い視点から建築を見ることができるような気がします。設計の授業には最も長い時間をかけるだけに、学ぶことも多いです。さらに、友人の作品を見ることも、とても勉強になります。

(3年在学時の声)

インテリアや住宅といった小さな範囲から、街という大きな範囲まで学べて視野が広がりました。設計の課題は多くのことをまとめなくてはいけないので大変ですが、それだけに作品ができあがったときの達成感は大きいです。

(3年在学時の声)

入学当初は建築とアパレル両方に興味があり、それぞれの科目を幅広く履修してきました。そうして学んでいくうちに、建築物の設計や製図をもっと勉強したいと思うようになり、建築デザインコースへ。1年次の授業で楽しかったのは、あるモデルハウスの平面図、断面図、立面図を50分の1の縮尺で描く「設計製図演習」。図面は、外壁、ドア、窓、柱などあらゆる部分に描き方のルールがあり、正確に描かなくてはなりません。それだけに少しずつ出来上がっていくのが嬉しかったです。

(3年在学時の声)

私は、建築・インテリア関係への就職を希望しています。一級建築士や二級建築士の資格を持っている人たちが男性も含めると大勢いる中、建築の知識しか持っていないのであればいけないのではないかと思っています。先生が「衣服は小さな住居、住居は大きな衣服」とおっしゃっていました。建物などのハードなものだけでなく、繊維などのソフトなものも大事だと思います。この学科では繊維関係のことも学べ、その知識は、建築・インテリア関係で働く上で必ず役立つと思っています。

(3年在学時の声)