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修士課程 看護学研究コース
主として現職看護職者を対象に、臨床現場との共同研究により、臨床で求められるリーダーの役割が担える看護職者や臨床との積極的な連携が行える教育・研究者としての基盤を育成します。
看護学専門領域および分野
生涯発達看護学領域
主として生涯発達の視点で対象および家族を理解し、現代社会において、様々な発達段階にある対象への看護上の課題に取り組む看護学領域が含まれ、次の4分野に分かれています。
[成人慢性看護学分野]、[成人急性看護学分野]、[小児看護学分野]、[母性看護学分野]
広域実践看護学領域
主として制度・施策と看護との関係について理解し、現代社会において、様々な健康状態にある対象への看護上の課題に取り組む看護学領域が含まれ、次の5分野に分かれています。
[基礎看護学分野]、[老年看護学分野]、[精神看護学分野]、[在宅看護学分野]、[公衆衛生看護学分野]
教員の主な研究テーマ
教員の主な研究テーマについては、「教員紹介」ページをご参照ください。
事前面談は、E-mailにて件名を「修士課程事前面談希望(氏名)」とし、武庫川女子大学アドミッションセンター大学院担当まで、志望する看護学の教員名を添えてお申し込みください。
事前面談以外の相談も、E-mailにて受け付けています。
E-mail:nyuss@mukogawa-u.ac.jp
ホームページの「お問い合わせフォーム」もご活用下さい。
カリキュラム
カリキュラムは、学生自身の問題意識や課題に応じて、看護に関してより広い視点から課題を検討することができる「共通教育科目」と、より専門的な観点で課題を追究することができる「専門教育科目」、学生個々の問題意識に基づいた研究疑問を明らかにし疑問に応じた研究方法を検討し、研究計画立案にはじまる研究活動を修士論文にまとめ上げる「特別研究」で構成されています。「共通教育科目」は、看護における「専門基礎科目」と、看護学と近接し関連する科目を開講している他の研究科・専攻での履修可能な科目である「関連科目」で編成しています。

修了要件および履修方法
標準修業年限2年以上在学し、特別研究6単位、共通教育科目において専門基礎科目の必修科目4単位、専門教育科目において2つの看護学領域から主として専攻する看護学分野の領域の総論2単位と特論2単位および演習4単位の計8単位を含め、合計30単位以上を修得し、必要な研究指導を受けた上、修士論文の審査および最終試験に合格した者には、修士(看護学)の学位を授与します。
働きながら学びたいあなたをサポート
修士課程の教育目標を達成するには、看護実践の場との連携が不可欠です。そこで、看護学研究コースは、看護職として勤務しながら学べるように、平日の夜間および土曜日に履修できる時間割としています。また、「長期履修学生制度 」を導入しているため、標準修業年限は2年ですが、3年もしくは4年で計画的に課程を修了することが可能です。学生への支援として、厚生労働省から一般教育訓練講座について、雇用保険法に基づく教育訓練給付金制度の指定を受けています。充実した学習環境については、こちら をご参照ください。
ディプロマ・ポリシー
知識
多様化・複雑化する社会を理解する力
- 社会の変化に対応した看護を推進するために必要な幅広い教養や経験知に基づく理論知を修得している。
- 人の生命と生活に関する幅広い専門知識を修得している。
- 自らの価値観に向き合いながら、すべての人々が個人として尊重されるべき存在であることを理解したうえで、責任感をもって実践・研究できる。
- 看護実践、看護教育、看護研究の発展に寄与するように、試行錯誤しながら、自らの実践を向上させようとする意思・意欲を持っている。
- 社会の変化に伴い生じる様々な看護上の課題に柔軟に対応するためのしなやかな姿勢を身につけている。
- 看護実践の場で生じている課題を科学的・論理的思考を用いて解決する方法を見出すことができる。
- 看護実践の場で生じている課題の解決・改善に向けての研究を実施し、公表することができる。
- 人々の健康を支えるチームにおいて、多様な人々と建設的な関係を築き、メンバーシップを発揮するとともに、リーダーとして、メンバーの役割を尊重し、メンバー間の協働や連携を促進することができる。
“生きること”につながる専門性
姿勢
自他を尊重する姿勢
失敗を恐れず挑戦する姿勢
逆境や困難に対応するしなやかな姿勢
行動
論理的に考え伝える力
新たな価値を創造する力
多様な人々と協働する力
カリキュラム・ポリシー
- 「共通教育科目」は、学生自身の問題意識や課題に関して、より広い視点から看護の課題を検討することができる「専門基礎科目」と、看護学と近接し関連する科目を開講する他の研究科・専攻(臨床心理学専攻、臨床教育学専攻、健康・スポーツ科学専攻、食物栄養学専攻)での開講科目を履修可能な「関連科目」として編成します。関連科目では、豊富な科目の中から疑問を追求するのに関連する幅広い知識を身につけることができます。
- 「「専門教育科目」は、現代社会において、主に生涯発達の視点での対象および家族を理解し様々な発達段階にある対象への看護上の課題に取り組む「生涯発達看護学領域」と、主に制度・施策と看護との関係について理解し様々な健康状態にある対象への看護上の課題に取り組む「広域実践看護学領域」に分けて特論、演習科目を配置し、より専門的な観点で課題を深めることができます。看護の実践の場で生じた個人的な疑問を追求するにあたって、専門教育科目の「看護学総論」では、幅広く対象や看護をとらえる上での基盤となる考え方や、人々の健康を支える専門職チームにおけるメンバーシップやリーダーシップについて学び、「看護学特論」では自身の専門と関連の深い分野の理論と実践に関する知識や理解を深めます。共通教育科目での学びや看護実践での経験知も踏まえ、個人の体験と疑問に関連した幅広い知識を修得しつつ、「看護学演習」においてそれらの知識を統合し、個人の疑問を研究疑問へと洗練していけるような教育内容です。
- 「特別研究」は、研究の中核となる科目であり、専門教育科目を通して明らかとなった研究疑問に基づき、指導教員の研究指導を受けて、研究計画の立案からデータの収集・解析等を経て、学位論文としてまとめる内容です。「特別研究」では、明確化された研究疑問を実際に追究し、結果をまとめ発表することによって、個人の経験知は理論知へと進化し、看護におけるエビデンスや理論を活用・検証できる基礎的な能力を修得できると考えます。その能力は、臨床現場での課題を科学的・論理的思考に基づいて解決する能力となり、自らの実践能力の向上につながります。
- 教育評価
教各科目の学修成果の評価は、あらかじめ評価指標を明示し、適切・公正な評価を実施します。また、教育課程の評価については修了年次に提出する修士論文をもって教育課程を通じた学修成果の総括的評価を行います。
アドミッション・ポリシー
知識
- 社会を理解し、看護学に関する高度な研究能力を身につけるために必要な基礎学力を有している。
- 自他を尊重し、失敗を恐れず挑戦するしなやかな姿勢を身につける意欲を有している。
- 社会的な視野に立って、人々の健康と福祉の向上ならびに看護学の進展に寄与したいという意欲を有している。
- 自ら考えて表現すること、新たな価値を創造し、多様な人々と協働することへの意欲を有している。
- 自身の経験知をもとに、柔軟な思考で考えを発展させて自身の問題意識や課題を表現できる。
- 実践を通して課題を見いだし、改善や発展に向けて、研究的視点を持て課題を追究していこうとする意欲を有している。
姿勢
行動
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