改善・改革の取り組み

薬学部 健康生命薬科学科

※学生向けに公開した内容からの抜粋です。文中の「皆さん」は、学生のことを指しています。

@教員についての評価に関する調査結果について

○教育や指導に熱意をもっている教員が多い

【認識】
  • 教員全員が熱意を持って教育指導にあたっていますが、その熱意が必ずしも学生の皆さんに伝わっていないことを反省し、改善に努めます。
【改善・改革の取り組み】
  • 学生の皆さん個々人が希望するアウトカム(成果)に適した授業科目を多く導入します。
  • FDをはじめ様々な機会を捉えて教育方法の工夫に努めます。

○授業中、学生の質問や意見に適切に対応してくれる教員が多い

【認識】
  • 教員全員が学生の皆さんからの質問・意見に適切に対応してきたと認識していますが、調査結果が低かったことを真摯に受け止め、改善・改革に取り組んでいきます。
【改善・改革の取り組み】
  • 双方向、アクティブラーニングの授業を多く取り入れていきます。

○授業の進め方や指導法をよく工夫している教員が多い

【認識】
  • 結果を真摯に受け止め、教員全員で改善・改革に取り組みます。
【改善・改革の取り組み】
  • 学生の皆さんの理解度に合わせて特別な授業クラス編成や時間割を設定し、きめ細かに指導する方法を考えます。
  • 全教員が、双方向性のある自己学習がしやすい授業を行うようにします。
  • 学習興味を主体とするアウトカム基盤型の講義科目を増やしていきます。

○勉学意欲をもたせてくれる教員が多い

【認識】
  • 特に学習内容が高度になる2、3年次で低くなっています。
【改善・改革の取り組み】
  • 2、3年次の専門科目において、一人ひとりのキャリアニーズに繋がる授業をするよう工夫します。
  • FD等を開催して、勉学意欲の向上につながる授業を実施するために努力を続けます。

○授業以外でも教員とのコミュニケーションがとりやすい

【認識】
  • 教員全員が学生の皆さんとのコミュニケーションの重要性を認識し、放課後や演習等の時間を利用してコミュニケーションをとるよう努めてきましたが、まだ成果があがっていないことが分かりました。
【改善・改革の取り組み】
  • 教員と学生の皆さんが授業以外で触れ合う時間がとれるオープンな環境が設定できるか検討します。その一つとして、各教員が現在設けているオフィスアワーの利用率を高めるための方策を検討します。

A大学での勉強(予習、復習、宿題等)時間についての調査結果について

【認識】
  • 学習時間は、週当たり大学平均より0.4時間長いです。
  • 研究者・技術者の育成をうたっている学科の目標からすると非常に少ないと思われます。
  • ただ、本学科の学生の皆さんは授業・演習・実習・実験等に費やす時間も多く、自習時間を確保する余裕がないと思われます。
【改善・改革の取り組み】
  • 科目の内容が将来の職業のニーズに合致していることを積極的に伝え、予習と復習の時間の質を高めます。
  • 学生の皆さんのモチベーションアップのために、平成24年度の2年次学生から12種の職業を想定した履修モデルコースを設定しています。
  • 自主勉強の機会を増やすため、一部で中間試験を実施しています。中間試験は、勉強の効率化にも効果があると期待しています。

B学科独自で行っている改善・改革のテーマとその取り組み

【テーマ】

「専門科目において成績が優れない者への特別ケア」

【改善・改革の取り組み】
  • 理解力の底上げを行うための薬学基盤科目の習熟度別講義を拡大し、専門教育科目で成績の優れない学生の皆さんをサポートします。

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