改善・改革の取り組み

※学生向けに公開した内容からの抜粋です。文中の「皆さん」は、学生のことを指しています。

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  総  括

 平成25年度は博士後期課程の3名が全国レベルの大会で研究発表をするなど華々しい活躍が見られます。その影響を受けて、修士課程のモチベーションが上がり、研究科内の発表会において活発な論議が見られるようになりました。今後は、交換留学を可能にし、国内外での研究に専念できる環境を整えるべく、現在計画をたてています。
 定員の充足率に関しては、あまり改善は見られませんが、修士課程を修了し、博士後期課程へ進学するケースも増えてきています。また、専攻独自のパンフレットを作成し、学内外の学部生に配布、積極的な広報活動を行っています。
 今回、修士・博士後期課程に在籍する全員から調査回答の提出があったことを、とても嬉しく思うと同時に、この結果が真の皆さんの声だと真摯に受け止めたいと強く感じています。

授業について

 修士・博士後期課程いずれにおいても上記Cの結果が思わしくなかったことを真摯に受けとめる必要があります。他の研究科の開講科目に関心を広げることは非常に大事なことであり、履修することを本専攻でも薦めたいとは思っていますが、本専攻では、かなりの授業を履修する必要があり、物理的に難しい面もあると認識しています。まずは、全研究科が集まって授業の配当調整などの機会が持てないか検討したいと思います。

教育・研究環境について

 上記Fの結果を受け、院生会や修士論文あるいは博士論文の中間発表会等で成果を挙げ、高度な内容の修士論文・博士論文を完成する指導と環境づくりを強化します。それに伴い、全国規模での研究発表が可能となるよう奨励・指導にも力を入れます。そのひとつとして現在、研究会・学会での研究発表のリハーサル用のプレゼン機器等を演習室に設置し、サポート体制を整備しています。また、学外での学会への積極的な参加を奨励し、出張の交通費の一部負担を実施しています。

教員について

 上記Bの結果を受けて、教員の研究活動状況、研究テーマ等について、皆さんにもっと詳しく知らせる機会をもったり、PR・啓蒙活動をしたりすることが求められていると受け止めました。今後、教員の主要業績を公表することも検討しています。また、研究はもちろんですが、授業方法なども日々磨いていくため、専攻内でこれまで以上にFD活動の機会を設け、取り組んでいきます。

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