改善・改革の取り組み

※学生向けに公開した内容からの抜粋です。文中の「皆さん」は、学生のことを指しています。

食物栄養学専攻

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  総  括

 総じて本専攻の学生の皆さんは、大学院教育に満足していると感じられます。特に上記「教員について」は満足度が高く、これは教員との距離が近く、皆さんが密接な指導を受けられていると受け止めています。この優れた利点を今後増々伸ばしていくことが求められます。一方、「授業について」と「教育・研究環境について」は満足度は充分とは言えず、今後必要な改善を適宜進めていかなければなりません。

授業について

 修士課程において、上記@については、皆さんの受け止め方に依存する部分が大きく、評価は困難といえます。皆さんが直接自分の研究テーマに役立つ授業を求めるのであればそれは難しく、教員と皆さんが授業について充分に議論し、大学院の授業についての理解を深めるよう努力していくことが重要となります。しかしながら、各教員は、皆さんのさまざまな研究に示唆を与え得るよう、授業改善を図っていくことは当然の責務です。Cについては、博士後期課程においても満足度が低く、他研究科の情報を充分に開示し、履修しやすい状況を作り出すよう引き続き努力していきます。

教育・研究環境について

 修士課程において、上記EとFの満足度が高くなかったのは、ひとえに経済的なサポート面での遅れと考えられます。少なくとも本専攻では学会への参加、発表を推奨しており、皆さんも学会活動に強い興味と関心を有していると思われます。したがって、今後は奨学金や学会出席補助金などを充実させ、皆さんの向上心に応えるべく、専攻として、また大学全体として、支援体制の充実を早急に検討していきます。
 

教員について

 教員については、比較的満足度が高く、教員と皆さんとの良い関係が推察されます。しかしながら、今後さらなる満足度の向上をめざすためには、教員の研究力アップが重要と考えています。

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