改善・改革の取り組み

食生活学科

※学生向けに公開した内容からの抜粋です。文中の「皆さん」は、学生のことを指しています。

@教員についての評価に関する調査結果について

○教育や指導に熱意をもっている教員が多い

【認識】
  • 教員は専任・非常勤に関係なく熱意をもって対応していると認識していますが、短期大学部の授業における専任の比率の低いことが学生の皆さんと教員との接触の時間を減らし、これが満足度に影響していると考えられます。
【改善・改革の取り組み】
  • 授業担当をなるべく非常勤講師ではなく専任教員が担当するようにし、カリキュラム内容や授業担当者の再検討を行います。

○授業中、学生の質問や意見に適切に対応してくれる教員が多い

【認識】
  • 教員は適切に対応していると認識していますが、資格取得のための授業内容の密度が高く、質問等に対応する時間がなかなか取れないのかもしれません。
【改善・改革の取り組み】
  • 授業時間外でも対応するようにし、学生の皆さんの授業へのモチベーション向上を図っていきます。

○授業の進め方や指導法をよく工夫している教員が多い

【認識】
  • 教授内容が短期大学部生に対応していないために生じる拒否反応と考えられます。
【改善・改革の取り組み】
  • 栄養士養成に必要な科目については必ず修得しなければならないため、短期大学部に即した授業方法の改善・開発が必須であり、学科FDを中心に検討していきます。

○勉学意欲をもたせてくれる教員が多い

【認識】
  • 教員は、十分に教育に力を尽くしていると認識していますが、学生の皆さんにとっては充分とは感じられていないのかもしれません。
【改善・改革の取り組み】
  • モチベーションを高める方策をFD活動を通して検討していきます。

○授業以外でも教員とのコミュニケーションがとりやすい

【認識】
  • 授業担当者における非常勤講師の占める割合が多いことが影響していると考えられ、専任教員と学生の皆さんとの接点が少ないためであると思われます。
【改善・改革の取り組み】
  • 学生の皆さんは、絶えず密接に関わってくれる専任教員を求めている可能性があり、きめ細かな対応を検討していきます。

A大学での勉強(予習、復習、宿題等)時間についての調査結果について

【認識】
  • 学習時間は、週当たり短期大学部平均より0.7時間長いです。
  • 実験・実習が多く、そのレポート提出に要する時間が長いためと考えられます。講義の予習、復習、宿題等に充てられる時間は、実際はさほど多くないものと思われます。また、レポート提出に追われ、講義の理解が不十分になっている可能性もあると推測できます。
  • 勉強をあまりしない理由として、「授業内容が理解できない」の項目において高い数値を示しています。
【改善・改革の取り組み】
  • 講義等における宿題の賦課などが、受動的学習態度の者には効果的方策と言えます。しかし、いたずらな課題の賦課は自立学習へのモチベーションを下げ、教員や教育に対する不満度を高めることにつながると思われます。
  • 勉学に対するモチベーションを高め、能動的学生を育てるために、卒業生のステップアップの例のデモや卒業生との交流の機会を増やす、また短期大学部生専用の質問対応教員を充実させるなどの方策を取ります。

B学科独自で行っている改善・改革のテーマとその取り組み

【テーマ】

「実践力のある栄養士の養成」

【改善・改革の取り組み】
  • 社会人として通用し、かつ即戦力となる栄養士の育成をめざして、学外実習の指導強化等を図っていきます。

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