改善・改革の取り組み

※学生向けに公開した内容からの抜粋です。文中の「皆さん」は、学生のことを指しています。

生活環境学専攻

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  総  括

 学生数、回収数共に多くないために、別途教員(直接の指導教員を除く)との座談会を開催し、より具体的な情報収集に努めました。少ない情報の中ではありますが、本専攻に対する皆さんからの具体的な不満はそれ程多くない状況です。我々指導教員側からの展望として、日常接するのが指導教員のみという状態を改善し、専攻内の他教員との議論の場や、学生同士の発表・交流、他の専攻の学生さんとの交流等を意識的に活性化していくことが大切と考えています。

授業について

 上記Cの項目に、修士課程において若干の不満が読み取れます。事実、規則上は履修できますが、「実際の手続きが煩雑で、受講料の負担も軽視できない。」との意見もあります。修士課程においては、まだ研究テーマが絞りきれていない場合も多く、より気軽に他の研究科の開講科目を履修しやすくし、研究の活性化を図ることは、今後の重要な検討テーマのひとつと思われますので、改善に向け、専攻内で検討していきます。
 博士後期課程については、研究テーマが絞られているせいか、目立った不満項目は見られません。引き続き授業のレベルの維持、向上に努めます。

教育・研究環境について

 修士課程の皆さんから明確な不満等の項目はあがっていません。しかし我々指導教員側からの展望としては、教育については専攻の特性を生かした実践的な教育に力を入れています。また、研究については研究内容の発表(中間報告会)の機会を設けるとともに、学会への参画・発表を積極的に行うよう指導しています。
 博士後期課程についても、上記修士課程とほぼ同様に、より研究面において対外活動、学会活動、発表等への積極的参画を促しています。その上で、参加費・交通費の補助といった経済的支援の強化について、専攻として、大学として検討していきたいと考えています。
 

教員について

 修士課程の皆さんから明確な不満等の項目はあがっていません。専攻の分野が多岐にわたっているため、これからも教員間・学生間相互のコミュニケーションをスムーズにし、より学際的な教育・研究にも対応できるようにしていきます。
 博士後期課程について、教員の研究レベルは他大学と比して遜色ありませんが、専攻の分野が多岐にわたっているため、皆さんの研究テーマと教員の研究テーマとにミスマッチが生じ不満がでないよう、発表の機会を増やすなどして配慮していくとともに、指導方法についても引き続き専攻内で検討し、充実させていきます。

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