改善・改革の取り組み

※学生向けに公開した内容からの抜粋です。文中の「皆さん」は、学生のことを指しています。

日本語日本文学専攻

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  総  括

 かつては学生の皆さんの多くが研究職を目指していましたが、現在では大学院への進学目的が多様化しています。本専攻としては、このような現状を認識し、平成25年6月開催の談話会を通して皆さんから生の声を聞いたように、研究指導のみならず、基礎学力の養成や進路指導といった"今"のニーズを丁寧に吸い上げ、対応する必要性を強く感じています。
 今回残念ながら、アンケートの回答がなかった博士後期課程については、指導教員を介し、声を吸い上げたいと考えています。

授業について

 修士課程の上記@ACの結果を受け止め、研究指導のみならず、皆さんの将来に役立つ基礎学力の養成にも力を注ぐ必要を感じています。また、皆さんの生の声を聞くため開催した談話会において、Cの項目についてはシステム面の問題というより、他の研究科の開講科目を履修する必要性をそれほど感じていないことが値となって表れていることが判明しました。学生の皆さんが自らの狭い専門領域に閉じこもることなく、周辺の領域にも目配りし、広い知識と教養を目指すよう促していきます。

教育・研究環境について

 修士課程の上記「教育・研究環境について」のすべての項目において対応を急ぐ結果がでました。学会への参加を希望する皆さんに対しては、高度な研究指導はもとより、これまで以上の情報提供に力を注いでいきます。また、経済的なことが学会への参加を躊躇させているとの意見もあり、本専攻として、また大学全体としてできる支援の内容を検討していきたいと考えています。一方、基礎学力に不安のある学生が勉学への意欲を失うことがないよう、個別指導に力を注いでいきます。

教員について

 大学院担当の教員が高い研究レベルを維持しつつ、研究室の敷居が高くならないよう、教員は皆さんとのコミュニケーションに、これまで以上に意を用いるため、今回開催した談話会のような機会を短時間であっても継続して実施していきたいと考えています。

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